「ちょっと疲れたから仮眠を……」というのはわりかし有効な手段である。
眠い状態で作業をするよりも、10分〜20分くらい寝てからの方がスッキリして集中できる場合が多い。
あんまり長時間寝ると起きれなくなるけれど……
まあ日中はそれでスッキリできるわけだけれど、夜の時間帯になると少し難しい。
仮眠しようと思って20分くらいのタイマーを設定して眠るのだけれど、そのタイマーがなって起きた後、結局そのまま寝てしまうのだ。
なにせ夜である。
そのまま寝てしまってもいいような時間帯だ。
という油断もあって、寝てしまいがちである。
これが昼なら、生活サイクル的にそもそも眠りにくいし、こんな時間にガッツリ寝てしまうと夜眠れなくなるぞ、という意識もある。
対策としては、横にならず椅子に座ったまま眠るとか、単純に寝心地の悪い状態で寝るとか、そういう方法もある。
ただし、夜に限ってはそういう小細工をしても私には意味がなかった。
インフィニティチェア(めちゃくちゃリクライニングできる椅子)を使っていた頃に、そこに座って眠ったことがあるけれど、まあ長時間睡眠が可能だった。
寝心地の悪さでいうなら、床で何も敷かずに寝たことがあるけれど、3時間くらい寝れてしまう。
これは床に寝袋を敷いてそこで寝ていた時の名残だ。
柔らかい布団やマットの上でなくても寝れてしまう体になってしまっているのである。
結局、夜は寝るものという生活サイクルはなかなか抜けず、どんな姿勢やどんな環境でも、時間帯が夜ならそのままそこそこ寝れてしまうわけである。
それでも夜に仮眠できるようになるか、それとも夜は諦めてしまうか。
多分、諦めた方が良いのだろうな、と思う。
それが休日で、日中にこまめな仮眠をとっているならまだしも、朝起きてから、昼にちょっとした昼寝をしていたとしても、18時にはそこから6時間程度経過しているわけで、昼寝でスッキリした頭もすっかり曇り、もう疲れているはずだ。
そんな状態で横になって、数十分の仮眠で済ませられるわけがない。
むしろ、仮眠のつもりで中途半端な環境や姿勢で寝てしまってそれが本眠になってしまうと非効率なので、割り切って寝る準備をしてしまった方が良いのではないだろうか。