ビルドンブング

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家でも寝袋で寝てたら床に直でガッツリ寝れる体になってしまった

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一年ほど寝袋で寝ていた時期があった。

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あれはなかなか良い経験をしたと思っている。
当時は当時で寝袋のメリットやデメリットを知れたわけだが、寝袋で寝るのをやめてから思い起こすと気付くこともある。
なので、今だから思う寝袋で寝ていたことによる利点や弊害を取り上げよう。
 

どこでも寝れる

いくら上等な寝袋を使っていたとはいえ、ベッドやマットレスのクッション製には劣る。
そもそも寝袋というものは自宅で寝るためではなく、キャンプなどの屋外で使う者なのだから、毎日寝袋で寝ることは想定されていない。
急場しのぎ的に寝られる環境を作るアイテムである。
ただ、そんな寝袋でずっと寝ていたからか、質の悪い硬いベッドなんかでも簡単に寝られるようになった。
極端な話、何も敷いていないフローリングの床の上でも寝られる。
寝心地が良いとは言えない場所でも、眠ることはできるようになったのだ。
それが体を休める上質な睡眠かどうかは別にして。

床で熟睡

これが寝袋で寝ていた一番の弊害だと思う。
寝袋を使っていた人すべてが該当するかは分からないが、私は床でガッツリ眠れるようになった。
寝袋で寝る前は、床で寝ても体の節々が痛んだり固まったように感じて、数十分で目を覚ましていた。
しかし今は床で2、3時間くらい平気で寝られる。
というと、先のどこでも寝れるメリットに感じられるが、自宅でちょっと仮眠のつもりで床に横になり、そのまま3時間も眠ってしまえばどうだろう。
こっちは数十分の仮眠のつもりだったのに、3時間も使ってしまうわけで……
これはどこでも寝れるようになった弊害と言ってよいだろう。

ベッドが不要だと知れた

今は寝袋で寝ているわけではない(とも言えない)が、しかしベッドを買う必要なんて無いことに気付くことができた。
床にマットレスを敷くだけで十分である。
冬は床の冷たさを遮断できれば十分だ。
夏場は湿気がマットレスと床の間に溜まりそうだが、マットレスをずっと敷きっぱなしにでもしておかない限りは大丈夫である。
もともと日本人は畳の上に布団を敷いていたのだし、ベッドなど不要なのだ。
まあ、昔は畳だったので通気性が良かったから、今の絨毯やフローリングと比べるのは違うのかもしれないが。
敷き布団はともかく、マットレスなら床に直に置いて寝ても問題ない。
寝袋にくらべれば寝心地もずっと良い。

終わりに

まあ、最後のベッド不要論はやや強引ではあると自覚しているが、床で数時間寝れるようになってしまったのは心から厄介だと思っている。
暖かい季節なら良いが、冬場はそのまま寒い部屋で冷たい床の上で何時間も寝ていたら風邪を引いてしまう。
といかか、実際引いた。
それも含めて、厄介な体になったものである……