タイトル通りである。
言いたいことは言い終わっているが、一応実体験込みで根拠を提示しよう。
たまに自分が書いたメモが読めないのだ。
書いたその日に整理していれば記憶を頼りに解読できるのだが、2、3日前のメモとなると全く思い出せない。
結果、メモを見ながらあれこれ思い出したり考えるのに時間を使う。
それで思い出せればまだ良くて、結局分からず、そのメモを破棄するとなると、なんだかすごいアイデアを取りこぼしてしまったような気がして、損した気分になってしまうのだ。
というわけで、そういった「読めないメモ」を無くすために、メモは立ち止まって大きな文字で書こうというわけだ。
結論めいたことを言ったが、記事の体裁ではまだ冒頭である。
歩いてるなら立ち止まろう
アイデアは歩いているときに良く出てくる。
そのときにサッと保存するメモ帳をポケットから出して、思いついたことを書き留めるのだ。
ところで、歩きスマホは良くない印象なのに、歩きながら活字の本を読んでいたりメモしていると勤勉に見えるのは私だけだろうか?
だからついつい歩きながらメモしてしまう。
やっていることは手元に意識と目線を向けたまま歩いているので、危険度では歩きスマホと大差ないはずだ。
そして、そんな風に歩きながら書くから字が乱れて読み返せなくなる。
そんなことならメモ帳じゃなくてスマホにメモした方がデジタルで確実に読める。
声でメモするのもオススメ
音声入力もいいだろう。
全く読めない字よりは、音がそのまま読める字になる音声入力の方が、まだ後からのヒントが多いかもしれない。
そこまでするならボイスレコーダで良いが……
ただ、歩きながらボイスレコーダに向かってブツブツ吹き込むのはまだ少し恥ずかしい。
まあ、わざわざ立ち止まってメモする姿も何だか大げさなようにも思えるが、後から見返すときのため、些細なことで事故やトラブルに遭わないために、ここは一つ、ほんの5秒くらいだろう、立ち止まってもいいじゃないかと、言い聞かせてみる。
紙をケチらず大きな文字で書こう
貧乏性なもので、子供の頃からノートに書く文字は小さかったし、隙間なくびっちり書き込まないと新しいページに行けなかった。
そんなノートの取り方だから成績も芳しくなく――
という話は置いておいて、大きな字で書けば汚くても解読しやすいと思う。
字が大きくなればブレが相対的に小さくなるからだ。
歩きながらのメモでも、大きな文字ならわかりやすい。
株主優待でコピー用紙を確保できる環境を得ているし、貧乏性は直して、どんどん大きな文字でメモできるように癖を付けていきたいところだ。
終わりに
せせこましいと思わないだろうか?
歩きながらメモする姿は、数秒でも移動時間を減らしたくないという余裕のなさ。
小さな文字は、少しでも1枚の紙に多くの文字を書きたいというケチ臭さ。
アイデアを思いついたら立ち止まって、ポケットからメモ帳を取り出し、豪快に大きな文字でメモする姿。
そんな姿を想像してみて欲しい。
何だか才気に溢れて格好よくないだろうか?
そういう人を目指したいものである。