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「A5 office folder」はA5用紙ユーザーの救世主にはならなかった

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ついに「A5 office folder」が届いた。
クラウドファンディングで見つけて、迷わず支援したアイテムである。
 
この「A5 office folder」には個人的にかなり期待していた。
というか、これに期待せざるを得ないほど、A5用紙サイズの周辺アイテムが少ないのだ。
大げさでなく「これはA5用紙ユーザーの救世主になる!」と期待していた。

www.bildon-yuma.com

 

で、いざ届いてみてどうだったかというと……
まあ、残念だったという結論になる。
 

紙の抜き差しが面倒

まず見て分かるとおり「A5 office folder」は紙を上下から挟んで固定する構造だ。

挟むとっても磁石でピタッとくっつくので、クリップみたいに力を入れて広げたり、挟む場所を細かく調整する必要もない。
というのは理屈の話で、いざ実際に手に取って紙を挟んだり抜いたりしてみると、これが以外と面倒だった。
まず、上下の2カ所で固定しているのが鬱陶しい。
磁石を上げて紙を入れる作業を2回行わなければならないのだ。
そして、後述するがこの磁力がそこそこ強く、まあだから10枚20枚の紙を挟んでおけるのだろうが、ちょっと力がいる。
片手で楽にパカパカとはいかなかった。
この力の必要性は、実際に触ってみないと分からないものである。
個人的にはノートのように次々と新しい紙に切り替えて、バリバリメモや考えを書き連ねていく、ノートのような使い方を想定していたので、このように紙の抜き差しに手間がかかると、使わなくて良いかなと思う。
これなら100均で買ったプラスチックのケースにA5用紙を入れて持ち歩いた方が楽である。

磁力が強すぎる

A5 office folder」は紙の固定はもちろん、カバーを閉じたときの固定も磁石で行っている。
私は単体での注文だったが、この磁石を利用してペンケースなどの拡張アイテムも展開されているのだ。

(出典:マクアケ

しかし私は単体だけしか持っていないので、そういった拡張アイテムの恩恵にはあやかれない。
となると、途端に磁石の強さが邪魔になるのだ。
そりゃあ、外側に磁石で何かアイテムを装着するなら、不意に落ちないように強力な磁力が必要だろう。
しかし単体で使うとなると
  • カバーを開くときに力がいる
  • 紙の抜き差しに力がいる
と、磁石を外す際の邪魔になる。
これならクリップボードのようにてこの原理でパチッと開いて簡単に紙を抜き差しできる方がずっと楽である。

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ジャストサイズじゃない

さらに紙の抜き差し、特に紙を入れる際に厄介なのが「A5 office folder」がA5ジャストサイズじゃないということだ。

このように、A5サイズより一回りだけ大きな面積になっているから、紙を挟むときに少しだけ位置調整しないといけない。
もちろん上下から挟む構造なので、多少位置がずれていても問題ないのだが、こういうのが気になってしまう性格の人は、毎回ピシッとそろえないと気になるかもしれない。
何せ私がそうだからだ。
本当に、クリップボードみたいに束ねた紙を雑に挟んで使えるものを期待していたのだが、どうしても位置調整に時間を使ってしまう。
まあ、そういうのが気にならない人であればこの点は問題ないだろう。

終わりに

とにかく紙の抜き差しの煩わしさが気になって仕方がない。
逆に、紙に整理した情報を常に見ておくような使い方なら、カバーを裏に返してスタンド状態にもできるし、そういった用途なら頻繁に紙を抜き差しすることもないだろうから便利に使えるだろう。

例えば作った予定表や2Doリストを挟んでおいて、それを見ながら作業したりちょこちょこっと書き込むといった使い方なら活躍できそうな気配はある。
まあ、私はそういった紙の使い方をしないので、実際のところどうかは不明だ。
少なくとも、A5用紙を束ねてメモ帳やノートのように使いたいという希望であれば「A5 office folder」はオススメしない。
期待するなら「ペーパージャケットflex」か……