デスクに付箋を貼っておいてクイックメモのように使っていた。
これはこれで便利なのだけれど、そもそも最近は自宅以外で作業することが多い。
毎朝のマクドナルド——
休日の図書館——
まあ、そうやって外で作業する際も使っているテーブルに付箋を貼って、帰る前に剥がして持ち替えればいいわけである。
しかしそれはそれで面倒なことが起こる。
付箋が多い！
自宅のデスクの付箋だけでなく、外でテーブルに貼っていた付箋まであるのだ。
それにメモの量によっては1枚にとどまっていないことも多々ある。
そしてそれらはあくまでもパッとメモしたことなので、後で整理することになる。
タスクならその場で実行したりタスク管理アプリに登録したり、ブログのネタだったらネタ用メモ帳に書き写したり。
そういった付箋に書いたメモの整理作業が発生するわけだが、その際に付箋が何枚もあると面倒だし、取りこぼしが生じたりする。
その場でパッとメモするには便利だが、その代償が後から整理する際にやってくるわけだ。
やはりメモは１箇所にまとめておいた方が後から整理する際に楽である。
１箇所にまとめるとなると「保存するメモ帳」しかあるまい。
このメモ帳を常に携帯しているのだから、外でメモする際もそこにメモすればいい。
テーブルに貼った付箋と違って、メモ帳を手に取って広げるという一手間はかかるものの、後から整理する際は保存するメモ帳だけを参照すれば良くなるのだから、それを思えば多少の手間も我慢できるか。
それともう一つ、自宅で使うにはいいが、外で使うにはもちろん付箋を持ち歩かなければならない。
そのためのケースも使っているのだけれど、しかしその時とは事情が変わっている。
今はそこそこの大きさと重さがあるペンスタンドも持ち歩いているのだ。
このペンスタンドと付箋ケースをリュック内の同じポケットに入れていたのだけれど、そのポケットに手を入れて付箋やペンスタンドを出そうとした際「ごちゃごちゃしているな」と感じてしまう。
その２つだけでなくボールペンや折り畳みスマホスタンド（オリパクト）も入れているからだ。
ちょっと減らしたいなと思った時、第一候補になるのが付箋だった。
元々前述の通り「メモは１箇所にまとめておいた方がいいかな」と感じていたので、試しに付箋を持ち歩かないようにして、外でのメモは保存するメモ帳にするように心がけた。
予想通り何か思いつくたびにメモ帳を手に取って広げるのは少し手間に感じたものの、後からメモを整理する際はやはり楽だった。
「これくらい整理が楽になるならメモする際に多少の手間が増えてもいいかな」と思えたので、とりあえず付箋にメモするのはやめてみた。
とはいえ付箋に出番がなくなったわけではなく、一般的な用途、忘れちゃいけないことをメモして貼っておくというのには便利に使っているので、持ち物から付箋が消えることはないいと思われる。
