ビルドンブング

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電車移動でメモの頻度が減る

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私は外出の際、常にメモ帳を持ち歩いている。
という話はこのブログで頻繁に出てくる話題の一つだ。
「保存するメモ帳」は私が求めていたメモ帳そのものなのである。

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それはそれとして、メモ帳を持ち歩く以上、それなりの頻度でメモをするだろう。
実際、していた。
しかし最近は……
1日でA5用紙両面をいっぱいにするくらいメモしていたのだが、最近はその半分もメモがない。
その理由は自分の中ではっきりしていて、電車移動がメインになったのが原因だ。

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思えば、メモをするタイミングの8割ほどが歩いている時だった。
イヤホンで何かを聴いたりせず、ただただ歩いていると嫌でもあれこれ考え事をしてしまう。
その雑多な考え事の中でふとアイデアが湧いたり、やりたいことを思いついたり、忘れそうになっていたことを思い出したりするのだ。
だから歩く頻度が減ると、その機会が減ることになる。
それがメモの量として明確に現れたわけだ。
となると、アイデアを出すためには電車移動は不向きである。
と決めつけるのは野暮で、電車移動にもそれはそれでメリットがある。
私は電車移動するようになってから、常にポケットに文庫本を忍ばせ、電車の中で広げている。

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おかげで自宅や図書館では全く本を読まないのに、週に1冊くらいのペースで本を読めるようになった。
全て電車の中だけで読み切るのである。
まあ、通勤が往復で30分、それが週5日だから2時間半。
ブロックみたいに分厚い文庫本でなければちょうど1冊読めるくらいだろう。
なので、メモの量は減ったが読書量は増えた。
だから一概に「電車移動になって発想が貧困になった」とは言えないのである。
本を読むとそれなりに頭が刺激される。
そこから何かアイデアが出ることはないけれど、ふとした時に読書で得た知見や語彙が役に立ったりする。
メモはアウトプットであり、読書はインプットだ。
それを同じ次元で比べるのは難しいところだが、私が電車でスマホを何の目的もなくダラダラいじったりせず、文庫本を開くようにしている限り、メモの量が減ったことを嘆くことはないのである。
しかし、今まで以上にふとしたことでもメモに残す癖をつけないと、どんどんメモの習慣が薄れてしまいそうな懸念はある。
メモの量を無理やり増やしたりはしないけれど、今まではわざわざメモしなかったようなことでも積極的にメモするようにして、メモ習慣を強化するようには心がけていきたいと、この記事を書きながら思った。