もちろんタスク一覧にずっと残しておくわけではないけれど、タスクが終わってすぐにアプリを開いてチェックをつけて消す必要はない、という話である。
ちなみに私が使っているタスク管理アプリは「2Do」だけれど、どのタスク管理アプリでもチェックをつけて消すという構造は同じだろう。
そのタスク管理アプリで、終わったタスクにチェックをつけるタイミングはいつだろうか？
私は1日1回、時間を作ってまとめて消している。
そして、その時間というのはタスクを消す時間ではなく、タスクを整理する時間だ。
毎朝、すべてのタスク一覧を見ながら、その日にするタスクを書き出している。
そのタイミングで、終わったタスクにチェックをつけるのだ。
1ヶ月後とかならまだしも、昨日今日やったタスクは見ればわかるだろう。
いちいちその場で消さなくても、後からまとめて消した方が効率的である。
そりゃあ、タスク一覧にすでに終わったタスクが残っている状態を気持ち悪く感じる人もいるだろうけれど、真の効率化を目指すなら、タスク管理というタスクも効率化すべきなのである。
そもそもタスク管理に時間を使うのが間違いであり、タスクをきれいに整理しておく必要はないのだ。
やるべきことを忘れずに実行できること。
やりたいことをいつでも思い出して時間がある時に実行できること。
それがタスク管理の最優先だ。
その時間を確保するためにタスク管理に時間は使わない。
だから私は1日に1回サッとタスク整理をするだけにとどめている。
時間にして5分もかからない。
アプリの全タスク一覧をスクロールしながら、今日やるものは書き出して、終わったものは消す。
それ以外の時間はタスクを確認したり追加することはあれど、チェックをつけたり整理することはしない。
もしも整理したくなったら「タスクを整理する」というタスクを追加するか、持ち歩いているメモ帳にメモするだけだ。
そう、メモ帳に書き込むからいちいちタスク管理アプリを開くことがないというのも事実である。
私はタスク以外のものも色々と管理しやすいから「2Do」を使っているけれど——
効率化を目的とするだけであれば多機能なタスク管理アプリは必要ないと思っている。
全タスクを一覧で見れて、ルーチン用に単純なリピート設定ができれば事足りるだろう。
もしも使っているスマホがiPhoneであれば、Appleの純正リマインダーアプリが入っているはずだ。
私に言わせればそのリマインダーアプリも多機能な部類で、今からタスク管理をアプリで始めたいなら純正リマインダーアプリで十分だと思う。
