「何を?」ときかれたら「思いついたこと」である。
これは私にとっては当たり前のことなのだけれど、メモをする習慣のない人からしたらよくわからないかもしれない。
私も思い起こせばメモ帳を持ち歩き始めた当初は何をメモすればいいのかわからず、持ち歩いているもののほとんどメモすることはなかった。
それでもこのブログをやっているおかげでブログネタなんかはメモしていた。
そのおかげで少しずつブログに関すること以外もメモするようになってきて、今ではスマホを家に忘れても「まあいいか」で済ませるがメモ帳を忘れたら真剣に取りに戻るか考えるくらいに手放せないようになってしまった。
さて、話を戻して何をメモしているかだ。
1つは先に述べた通りこのブログに関すること。
記事が書けそうなネタや、ブログに使うために撮らないといけない写真などである。
「記事が書けそうなネタ」というのがポイントで、「これは記事にできるな」というものばかりではないのである。
記事にできるかどうかは後で考えればよくて、その場はとにかく思いついたことをメモする。
それについて考えるのは後回しだ。
そしてブログ用の写真については「タスク」に分類される。
これが主にメモするもう一つの要素である。
「あれをやらないと」というものはもちろん、もっと先のことや未確定なこと、「もしどこどこへ行ったらなになにをしよう」みたいな、実際に行うかどうかわからないことや、できるかどうかは別にしてやりたいことなんかもメモする。
(それはタスクというよりアイデアに分類される)
これも、それをやるかやらないか等は後で考える。
その場は深く考えずに思いついたことをメモすればいい。
あくまでもその場でパパッと書くだけのメモだ。
内容の整理をする必要はないし、必要なものだけを書く意味もない。
それよりは、何も考えずに自分の中から出てきたものを玉石混交で書いておいた方が、思わぬところでそのメモが役に立つこともある。
イメージとしてはパソコンのログに近い。
自分で作業したデータを保存したり整理するのではなく、自動的にそのパソコンで行った作業が記録されていくログだ。
メモは思考のログを記録する行為であると私は考えている。
普段、何も考えていないわけではないだろう?
しかしそのほとんどはその場だけで記憶に残らず消えていくような思考である。
それを「こんなことを考えた」とメモするのである。
このブログが3年以上毎日更新できているのはそのおかげだったりする。
普通は記憶に残らず消えてしまうようなものも記録して、それを後から広げることで記事になることは多い。
そんな具合で、「これはメモしておいた方がいいだろうか」とか細かいことは考えず思ったことは何でもメモしておけばいい。
考えるのは後、とにかく記録である。
だから何をメモしているのかというと「思いついたこと」なのだ。