毎日持ち歩くメモ帳として「保存するメモ帳」を使っている。
メモ帳という名のカバーのようなアイテムで、A7サイズにまで折った紙を差し込んで使う。
そんな「保存するメモ帳」にセットする紙は、ずっとA4サイズを使っていたのだが、他の用途で使う紙をA5にしていたので「保存するメモ帳」に使う紙もA5にしてみた。
1日ならA5で十分
ずっとA4用紙を使っていたわけだが、これが1日で一杯になるということはなかった。
思いついたことはどんどんメモしているが、A4用紙の裏面まで行くことはない。
だったらA5で十分だ。
別にわざわざメモスペースを半減させてまでA5を使わなくても、A4でもいいのではと思われるかもしれない。
しかし、A5にはA5だからこそのメリットもあるわけで——
毎日交換する習慣がつく
もしもA4用紙を使っていると、あまりメモがなかった日なんかは、その紙をまた次の日も使う。
そうすると、メモの紙を交換する習慣がつかない。
するとどうなるかというと、残りの空白が少ないのに、うっかりそのままメモ帳を持って出かけてしまうのだ。
そして、いざメモしようとしたら書き込めなくて、せっかく思いついたアイデアがメモできないうちに消えてしまうかもしれない。
しかしA5用紙だと2日は使えるほどのスペースはない。
どれだけメモが少なくても、交換しないと不安になる。
だからこそ、毎日交換することが習慣になるわけだ。
そして、交換すれば、古い紙を見直すきっかけにもなる。
メモしたっきりというアイデアや思いつきを減らす効果もある。
折る手間が少ない
A4用紙をメモ帳にセットするA7サイズにまでするには、3回折らないといけない。
しかしA5サイズなら2回で済む。
たった1回と思われるかもしれないが「保存するメモ帳」にうまくセットできるよう綺麗に折ろうとすると、その1回ですら結構時間がかかる。
特に厚みが増している最後の1回。
A5用紙にしてから、折るのがスムーズになった。
回数が1回減った以上の気軽さがある。
終わりに
直接的なメリットではないが、A7サイズにした時の厚さがA4の時より半分になるのも、個人的には嬉しい。
A4用紙を使っていたときはメモ帳を閉じた時にカバーが僅かに浮いていたのだが、A5にするとメモ帳がスッキリと閉じられている。
上がA4用紙、下がA5用紙を使ったときだ。
というわけで、本文で述べたメリットも込みで、今のところわざわざメインで使っているA5用紙ではなくA4用紙を「保存するメモ帳」に使う理由は見つからない。
「保存するメモ帳」の愛用者は、一度A5用紙を試してみてはいかがだろうか。