私が使っているのはiPhoneだが、色々な理由でAndroid端末もサブ機として持っている。
本当にサブなのであまりこだわりはなく、5年ほど買い換えることなく同じ機種を使っていたのだが、このたび買い換えた。
「Xperia 10 Ⅲ Lite」である。
もちろん適当に選んだわけではない。
なぜ「Xperia 10 Ⅲ Lite」なのか、その理由を説明しよう。
type-Cケーブルで映像出力できる
Xperia 10 Ⅲ LiteはDisplayPort Alt Modeに対応している。
どういうことかというと、type-Cケーブルで直接映像出力できるということだ。
最近はHDMIだけでなくUSB type-Cに対応したモニターも増えている。
先日購入した16インチのモバイルモニターもそうだ。
このように、変換アダプタなしにケーブル1本で映像出力できるわけだ。
おまけにパススルー充電にも対応しているので、モニターのもう一つのtype-Cに給電するとスマホにも充電される。
今まではiPhoneに使おうとしたらちょっと重たいアダプタが必要で、iPadならtype-C1本で繋げるが、iPad miniを使ったとしてもポケットには入らないので手軽ではない。
しかし「Xperia 10 Ⅲ Lite」ならポケットに入ってケーブル1本で直接繋げるNreal Air用端末になり得るのだ。
低価格
別にDisplayPort Alt Modeに対応したスマホなら他にもあるのだが、軒並み高価格である。
私のメインスマホはiPhoneであり、サブ端末のAndroidにそこまでのお金はかけたくないし、必要以上のスペックも必要ない。
その点「Xperia 10 Ⅲ Lite」なら3万円ほどで買える。
生産終了した機種なので難しいかもしれないが、まだ新品をそれくらいの値段で買えるのだ。
逆に今を逃すと、今後は低価格のDisplayPort Alt Modeは登場しないかもしれない。
そんな思いで、後悔するくらいならと購入したわけである。
それなりのカメラ機能
抜群にカメラが優れているわけではないが、見ての通り近年では当たり前の3レンズである。
私がこれまで使っていたAndroid端末は近年のものではなかったのでカメラは1つだった。
まあ、メイン端末はiPhoneなので、Androidのカメラ性能などどうでもよかったのだ。
しかし最近はどうでも良くなくなっている。
このブログで使う写真はスマホで撮影するのだが、私は自宅で作業するとき、それもオフラインでできる作業をするときはiPhoneをロックしてネットに繋げなくしている。
そうするとiPhoneを触れないので、iPad miniで写真を撮っていた。
しかしminiといえどもiPadで撮影となると、なかなか片手では難しく、気軽に撮影できない。
しかしサブ端末のAndroidでもそれなりの写真が撮れるようになったのだ。
先日紹介したカメラグリップを装着すれば、もう立派なコンデジである。
これでオフライン環境でもできることが増えた。
より気兼ねなくiPhoneをタイムロックケースに放り込むことができる。
終わりに
前に使っていたAndroidが5年ほど前に購入したものなので、久々の買い換えでそのサクサクした動作に感動している。
やはりスマホは2,3年で買い換えた方が良いようだ。
ただ、3年後に「Xperia 10 Ⅲ Lite」みたいな映像出力対応の低下価格スマホが売っているかどうか、それだけが今の心配である。
少なくとも「XXperia 10 Ⅲ Lite」に対する心配事はないということだ。
名機と言ってもよいのではないだろうか。