ビルドンブング

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折り畳み傘のここが不便3選

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折り畳み傘さえあれば十分、長傘は邪魔になるだけだから不要!
そう豪語してきたが、ずっと折り畳み傘だけを使っていると「長傘ならなぁ……」と思うこともいくつか経験できた。
その結果、折り畳み傘を持ち歩きつつ、長傘も場合に応じて使うスタイルに戻った。
つまり、一般的なスタイルだ。
持ち物は増えてしまうし、その都度折り畳みにするか長傘にするか考えなければいけないが、どちらのメリットも享受できるので、うまく使い分け方に区切りをつけることができれば、一番不便がないスタイルといえよう。
 

畳んだり広げたり

折り畳み傘の何が面倒だったかというと、やはり開閉の手間だ。
開くのはまだ楽である。
骨を伸ばして傘を広げればほぼ自動的に開く。
何本かの骨の伸ばしが半端でも、他の骨に引っ張られる形で綺麗に開く。
しかし、閉じるときはそうもいかない。
全ての骨をしっかりと折らないと畳めない。
おまけに、畳む時というのは傘を使った後なので、傘は濡れているのだ。
せっかく傘のおかげで濡れずに来れたのに、最後の最後に傘を畳もうとして手や腕が濡れてしまう。
手元で畳むと、落ちた雫で足元まで濡れてしまったり……

使った後の持ち歩きが不便

雨の中をただ家に帰宅してくるだけなら問題ない。
濡れた傘は外に吊るしておけばいいからだ。
しかし、雨の中、どこかのお店に出かけた時などはそうもいかない。
畳んだ折り畳み傘、それも濡れた状態のものを持ったまま店内を歩かないといけない。
普通の長傘なら畳んで紐で縛ることで細長く、杖のようになるのでそこまで邪魔にならないし、雨水も下へ滴り落ちる。
しかし折り畳み傘は前述の通り畳むのが面倒だし、短くなるので濡れたまま持っていると、油断して濡れた傘が太ももに当たったりする。

ケースの出し入れが面倒

では、濡れた折り畳み傘を邪魔にならないように持ち歩くにはどうすればいいかというと、ケースにいることになる。
しかし、ただでさえ畳むのが一手間なのに、そこにケースに入れる手間まで加わると、長傘と比較して圧倒的に面倒になる。
こうなると「杖みたいにして持ち歩ける長傘の方が楽なのに」と思わずにはいられない。
ケースから出す十分な時間があればいいが、外を歩いている時に急に降り出したら。
ケースから出して、骨を広げて、ようやく折り畳み傘が開く。
そうこうしている間に、ゲリラ豪雨だったらずぶ濡れだ。

終わりに

結局のところ、折り畳み傘のメリットはコンパクトでカバンに入れて置けるという点くらいしかない。
コンパクトで軽いのだが、その分傘の大きさも小さく、身長があると足元まで雨を防げない。
本文で述べたとおり濡れた後の扱いにも困るし、携帯性以外は、やはり長傘の方が優れているとしか言えない。
折り畳み傘は常にバッグに入れておいて、出かける前から既に雨が降っている日は、潔く長傘を持って出かけた方が楽ということだ。
折り畳み傘だけあれば十分、なんて記事を書いてからもうすぐ2年が経とうとしているが、裏を返せばそれだけの期間、折り畳み傘だけでどうにかしてきて、結局「長傘便利!」と思っているわけだから、やはり両方をうまく使い分けた方が賢明なのだろう。