ビルドンブング

自由でシンプルな生活を求めて試行錯誤する記録を毎日更新中

家でもきちんとした服装でいるメリット

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

今まで家ではパジャマで過ごしている時間が最も長かった。
着替えるタイミングは外出前。
つまり、外に出ない日はパジャマを脱いでシャワーを浴びて、その後またパジャマを着るという、ほぼ24時間ずっとパジャマを着ている日も珍しくなかったわけだ。
家でもきちんとした服装でいると、気が引き締まるよ、という話は聞いたことがある。
「そんなの気分の問題では?」と疑問視していたが、物は試しにやってみた。
すると、これがなかなかいいものだ。
どうも、気分以外にもメリットがあるように思った。
それならそうと、気持ち以外のメリットを教えてくれれば私ももっと早く、家できちんとした服装でいることを習慣化したのに……
 

気持ちの切り替えに

なんだかんだで、実際に家できちんとした服を着て作業をしていると、心なしか捗る。
誰かが見ているわけでもないのだが、きちんとした服を着ていると、きちんとした行動を心がける心理が働くようだ。
行動が格好に引っ張られているような感覚。
窓ガラスに反射した自分の姿とか、トイレの後の洗面台だとか、ふとした拍子に自分の姿を見ることがあるだろう。
そこに映るパジャマ姿の自分を、無意識に演じていたと考えれば腑に落ちる。
つまり、パジャマ姿の自分は、パジャマ姿でするべきことをする自分だと勝手に思い込むのだ。
これがきちんとした服装だったなら、その服装に見合った行動を意識する。

作業のとっかかりに

今までは朝起きてパジャマのまま椅子に座って作業をしていたのだが、作業が捗り始めるまで時間がかかることが珍しくなかった。
それは単に寝起きで頭が働いていないだけだと思っていたし、実際それも理由の一つなのだが、起きてから作業に入る間に、着替えを挟むことで、それがいいきっかけになっているように感じる。
例えばやりたくない作業をしないといけないとき、朝起きていきなりそんなこと、したくないだろう。
しかししないといけない。
でもやりたくない。
そんな相反する気持ちが拮抗して、結果的に机には向かうが作業に手がつかないという無の時間が生まれてしまうのだ。
しかし、着替えという行為はやる気がなくてもできる簡単な作業だ。
起きてから作業の前に着替えを挟む。
簡単なことだが「ちゃんと着替えた」という小さな達成感が得られる
その達成感を原動力に、作業に取り掛かれるのだ。
また、先に述べた気持ちの切り替えも働いて、起きてすぐでも作業に集中できるようになったと感じている。

常にメモをポケットに

さて、ここまでのメリットはどちらかというと気持ちの面だったが、いよいよ物理的なメリットを紹介する。
個人的に、家でもきちんとした服を着ようと決めた最も大きな理由が、このメリットにある。
それは、常にポケットにメモを入れておけることだ。
私は胸ポケットがついているTシャツを年中着ているので、そこに「保存するメモ帳」を入れている。
つまり、このメモ帳を、真の意味でいつでもどこでも取り出せるようになったのだ。
これまで、家にいるときはメモ帳はテーブルの上だった。
では、キッチンで料理している時にメモしたいアイデアが浮かんだら。
いちいち部屋に戻ってメモするか、いや、それは面倒だ、ここはどうにか頭で覚えておいて後でメモしよう。
そう後回しにするのだが、気がつくとそれを忘れている。
アイデアの喪失だ。
しかし、外出する時と同じ服を着ていれば、同じようにメモ帳を携帯するので、外でひらめきをメモする時と同じ感覚で、家でもメモができる。

終わりに

というわけで、私が自宅でもきちんとした服を着ることにした最大の理由が、メモ帳の携帯だ。
パジャマにもポケットはついていたが、寝る時にポケットにメモ帳は入れない。
となると、寝る前にメモ帳を出して、起きたらまたポケットにメモ帳を入れるという作業が生じるわけだ。
これが面倒なのだが、不思議なことに、きちんとした服に着替えると、メモをポケットに入れることが面倒でなくなるのだ。
そもそも、外出するときは常に持ち歩いているメモ帳。
それを家でも同じように携帯することに違和感がない。
そう、パジャマのポケットにメモ帳を入れている状況は、違和感だったのだ。
パジャマはそういう服ではないと本能的に理解しているのだ。
やはり、服装によって気分や行動は変わるということだろうか……