なんだかんだで全パターンのiPadを使った経験がある。
まだベゼルが今みたいに狭くなくホームボタンもあった頃の12.9インチiPad Pro、それが私が初めて購入したiPadである。
当時はApple Pencilと組み合わせた運用を前提としていたし、まだminiがApple Pencilに対応していなかった。
そしてあの頃の私は「ノートのように使うなら画面は大きい方が良いに決まっている!」と思い込んでいたので、迷わず一番大きい12.9インチを購入したのだ。
結果、自宅に据え置きで使う分には悪くなかったが、持ち出して外で作業するのには不向きだった。
重いし、十分なスペースがないと机の上に平置きすると狭くなるし。
使えば使うほどちょっとした不満が増えていたように思う。
しかし安い買い物ではなかったので「いやいや、こういう良いところもあるよね」と自分を納得させて使っていた。
そんなおり、ちょっとした不注意でiPadの画面にヒビを入れてしまう。
それをきっかけにiPadを買い替え。
今の第2世代Apple Pencil(側面にひっつくタイプ)に対応した11インチiPad Proだ。
12.9インチより一回り小さく、バッグやリュックのちょっとしたポケットに入らなくもないサイズ感が良かった。
しかし買ったばかりは12.9インチと比べての小ささに感動していたが慣れると11インチもそこそこのサイズである。
おまけに便利ではあるがちょっと重いMift Floatというスタンド一体型カバーをつけていたので、持ち運びにはあまり向いていなかった。
やはり、使えば使うほどちょっとした不満が溜まる。
そんな時にようやくiPad miniが第6世代でApple Pencilに対応した!
ずっと待っていたmini×Pencilの組み合わせである。
外に持ち出してちょっとしたメモやのノートとして使うならminiのサイズがベストであることは誰もが思っていただろう。
それがようやく実現されるのだ。
迷わず購入した。
そしてApple Pencilと組み合わせて最適に使えるように周辺アイテムも揃えた。
こうして今も使っているiPad miniが誕生したのである。
そして、使えば使うほど不満が溜まったりはしない!
やはりminiの取り回しやすさこそ絶妙だったのだ。
片手で難なく持てるサイズと重さ、Apple PencilでメモやノートまたはPDFに書き込んだり、動画を見るのにも十分なサイズである。
というわけでもしも今のiPad miniが壊れるか何かで買い替えないといけなくなった時、私は次もminiを選ぶだろう。
用途にもよるが、私が使う範囲内ならminiで十分というか、miniでないと困るのである。