ペンはすぐに手に取れる場所に置いておくべきだ。
何かかきたい、メモしたいと思っていた時にペンを探してキョロキョロするのは時間の無駄だし、そうして探しているうちに革命的なアイデアを取り逃すかもしれない。
なので私は机の上にペンスタンドを設置して、そこにペンを立てている。
ちなみに、机の上に付箋を貼り付けておいて、メモ用紙も用意しなくていいようにしている。
さて、こうして立てているのはボールペンだけではない。
Apple Pencilもだ。
iPadの側面に付けたままにしている人も多いと思うが、右側面にしかつけられないので左利きの私にはパッと手に取れないからだ。
今までは普通のボールペンと同じペンスタンドに立てていたのだが、Apple PencilにはApple Pencil専用のスタンドが売っているようで。
使ってみるとなるほど確かに、やはり専用アイテムの方が便利だった。
真っ直ぐに立つ
これこそ専用たる魅力だろう。
汎用的なペンスタンドだと、あらゆるペンに対応するために、ペンを立てる穴の径が大きめに作られている。
だから立てるペンが細ければ細いほど傾くのだ。
１本だけ立てておく分には気にならないのだが、ボールペンとApple Pencilを並べて立てるとなると、この傾きを気にしなければならない。
このように、向きを考えないとペン同士がぶつかったり、そうでなくても片方が邪魔で目的のペンを手に取りにくくなる。
だが、さすがApple Pencil専用のスタンド。
Apple Pencilのサイズにピッタリ合わせられているから、傾きなんてなく真っ直ぐに立つのだ。
これなら、たとえ隣に立てている普通のボールペンがいくら傾こうとも、互いに干渉するようなことはない。
常に同じ位置から、同じ角度からApple Pencilを手に取ることができる。
ペン先が浮く
専用設計で嬉しい点がもう１つ。
ペン先が保護されることだ。
汎用的なペンスタンドだと、穴にペンを突っ込んで立てておく設計なので、ペン先がスタンドの底にぶつかる。
もちろん、そんなことはわかっているので、ペンスタンドの穴の底は柔らかいクッション構造になっている。
だが、それはあくまでも一般的なボールペンのための設計。
そりゃあ、ボールペンはペン先をしまえるので、ちょっと柔らかいクッションにしておけば問題ないだろう。
しかしApple Pencilのペン先はしまうことなんてできないし、最も需要な精密部分だ。
いくらクッションになっているとはいえ、何も考えず放り込むようにスタンドの穴に入れることはできない。
まして、私のApple Pencilは金属製の極細ペン先に交換しているのだから、なおのこと気を使う。
だが、Apple Pencilのペン先がデリケートであることを知って、専用に設計されているわけだから、専用スタンドだとしっかりフォローされている。
パッケージの写真を見ればすぐにわかる。
ペン先の部分にスペースがあるのだ。
つまり、ペン先に何の負担もかからないということ。
このパッケージ写真だと普通のペン先になっているが、私の極細ペン先でも、ペン先が何かに当たっている感覚はないので大丈夫だろう。
まあ、後述するカバーの分、余計に浮いているのも助けになっているのかもしれないが。
カバーをつけていても使える
さて、カバーの話だ。
ここまでに登場した写真を見てわかる通り、私はApple Pencilのペン先以外を全て覆ってしまうタイプのカバーを使っている。
なのでカバー厚みの分だけApple Pencilの径が大きくなっているわけだ。
購入前はそれが不安だったのだが、実際に使ってみればなんてことなかった。
ここまで傾けても大丈夫なくらいしっかりと収まっている。
カバーをつけていてもスタンドとしての機能に支障はないということだ。
そもそも、このペンシルカバーもスタンドと同じelagoの製品なんだから、使えて当たり前といえば当たり前なのかもしれない。
まあ、ぞんざいなメーカーだとそこすら噛み合っていないこともあるが……
少なくともelagoは大丈夫だったわけだ。
終わりに
やはり専用は良いものだ。
そして、elagoというメーカーも良いものかもしれない。
Apple Pencilカバー
高さのあるスマホスタンド
そして今回紹介したApple Pencil専用スタンド
どれもelagoの製品である。
絶妙に痒い所に手が届く、ユーザーにニーズに（割とニッチなものにも）答えようとしてくれているように感じて好印象である。
ちなみに、このスタンドの前に使っていた汎用ペンスタンドは、先日購入した2本目のボールペンのためのスタンドとして活躍してくれているので、結果的にうまく収まったように感じる。
