1年ほど前まで「節約するなら徒歩移動だ」と思い込んでいたので、わざわざ片道1時間近く使って図書館へ行っていた。
今はPiTaPaマイスタイルのおかげで電車で行けるから片道15分程度だ。
図書館についてこのブログで取り上げる際、休日に丸一日図書館に篭って作業をする、というような内容になることが多い。
今の状況で改めて分析してみると、これは歩いて図書館へ行っていた名残だと思う。
そりゃあ、片道1時間もかかるような場所を1日に何往復もできない。
そんな時間はもったいないし、体力を消耗するだけだ。
今は、ただ電車に10分程度座っていれば図書館へ行ける。
これなら、別に開館時間から閉館時間の8時間近く、ずっと図書館にいなくてもいいわけだ。
弁当を持って行って図書館で食べるようなことをしなくても、一旦帰宅するなり外食に出かけるなどすればいい。
1リットルの水筒を入れた重たいリュックを背負っていく必要もない。
小さめの水筒にして、水がなくなれば帰宅して補充しても良い。
帰宅してまた戻ってきても30分ほどだ。
まあ、ロスはロスではあるものの、息抜きには良いだろう。
実際問題、図書館に8時間篭ったところで、時間が経てば経つほど作業効率は落ちる。
なかなか休憩を取りにくい環境なのである。
荷物を置いたまま外に出るのは危険だし、かといって体を動かすのは不自然な空間だし。
だって、図書館の中で急にラジオ体操とかできないでしょう?
それなら、ある程度集中力が落ちてきた段階で、一旦図書館から離れて息抜きをした方が、結果的に効率的だったりする。
帰宅してもいいし、近くの喫茶店でお茶をしてもいい。
徒歩移動だとその移動だけで消耗してしまっていたけれど、電車が自由に使えるのならそれも可能なのだ。
図書館の近くにそういった施設がなくても、電車で離れた場所にも行けるのだから。
とまあ、おおいにメリットを語らせてもらったところで、最後にデメリットも述べておく。
席の確保だ。
図書館は指定席ではないし、無料で使える自習スペースとして休日はすぐに席が埋まってしまう。
開館と同時に入れば確実に席は確保できるけれど、一旦図書館から離れて、戻ってきた時にその席がまだ空いている可能性は低いだろう。
かといって、長時間席を開けるのにノート一冊だけを置いておいて席を確保しておくような真似もしたくない。
明確なルールはないが、明らかなマナー違反だろう。
利用させてもらっている(しかも無料で)立場なのだから、そういったマナーはやはり守らないといけない。
となると、やはりお金を払って喫茶店かどこかで作業した方がいいよね、という考えにもなるのだけれど。