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MOFT Floatを買う前に知っておきたい3つのポイント

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少し前まで11インチiPad Proをメインのタブレット端末として使っていたのだが、合わせて使っていたのが、スタンド一体型カバーのMOFT Floatだ。
今のメインタブレットはiPad miniなので、出番はなくなったが、MOFT Floatに限らずMOFTシリーズは愛用者も多く、購入を検討している人も多いだろう。
そこで今回は、MOFT Floatの購入を検討している人が気になってそうなこと3つをまとめた。

平置きしてノートとして使うときの厚さ

iPadといえばApple Pencilとセットでノートやメモのように使えるのも大きな特徴だ。
MOFT Floatをつけていると、iPadを平置きしていて浮いてるように感じはしないだろうか、と不安になるかもしれない。
残念ながら、実際その通りだ。
MOFT Floatはノートとして使うに当たって、最適とは言い難い。
まず、単純に厚みが生じる。
裏面にアルミスタンドが格納されている分、平置きした時にそこそこの厚みが生じる。
おまけに外側に向かって丸みがあるので、書いているとガタつく。

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iPadを裸で使っているよりも体感で2倍ほど厚い。
さらに、わずか数ミリとはいえ、縁の段も気になる。
普段は画面側から落としても画面を守ってくれるこの縁だが、Apple Pencilでの書き込み時は、手や手首が当たって気になる。

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厚めのリングノートを使っている感覚に近い。
ノートの厚みによる段差と、リングが手に当たるストレスを感じたことがある人は、似たような感覚になるのではないかと思う。

縦置きモードの安定感

縦置きにも対応しているスタンド一体型のカバーは少ない。
なので、縦置きにできることを主軸にしてMOFT Floatの購入を検討している方も多いと思っている。
では、MOFT Floatの縦置きモードはどれほどの使い勝手なのか。
まず、縦置きでの角度は固定だと考えた方が良い。
実際はスタンド部の開き具合で多少調整できるが、安定が悪くなるのでオススメしない。

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これが、一般的な縦置き状態だ。
縦置きと言うより、スタンドがアルミ製で硬いから、縦にしても倒れないというだけの、副産物のような仕上がりである。
スタンドの角が中央から離れれば離れるほど安定感に欠けるのは、見ての通り明らかだ。
例えば角度を急にしたくて、スタンドを大きく開くと、重心が偏って横から少し押すだけで簡単に倒れる格好になってしまう。

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逆に中心よりスタンドを小さく開くと、倒れてしまう。
ただ、スタンドが中央になるようにしておけば、安定感については、正面からのタップは問題ない。

フローティングモードの揺れ

正面からのタップでも問題なのは、フローティングモードの方だ。

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高さをつけようとすればするほど、見た目にもわかるほど不安定になる。
底部のパーツを奥に伸ばせるので、強めにタップしても倒れたりはしないが、このパーツはアルミ製ではなく弾性があるので、かっちり支えてくれるわけではない。

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ただ置いて動画を見るだけならいいのだが、同じ机の上でキーボードをタイピングしようものなら、その振動で揺れる。
もちろん、ほんの僅かに揺れる程度で、作業に影響するほどでもなければiPadが倒れてしまうことはないが、気になる人は気になるだろう。

終わりに

重さやスタンド機能ばかりを取り上げたり、良いところしか紹介していないメディアも多々あるが、オールマイティな製品があるわけではなく、MOFT Floatにも負の側面はある。
特に最初に述べた平置きしてApple Pencilで書き込むときの使い勝手はあまり取り上げられていない印象なので、iPadをノートのように使う予定の人は要注意だ。
以上、参考になれば幸いである。