Apple Pencilだが、まあ使っていない。
最後に使ったのは半年以上前だと思う。
現状、考え事やメモなら手書きで行っている。
どう頑張ってもiPadの画面サイズには限界があるし、複数のメモを何枚も広げて同時に見ることができない以上、iPadでは手書きメモに及ばないと私は考えている。
では現状、どのような時にApple Pencilを使っているかというと、PDFに直接書き込む時だ。
最近はネットで必要な書類をダウンロードして、自分で印刷して使えるのが一般的になった。
わざわざ資料を送ってもらわなくていいのである。
そして、そんな資料への記入はPDFデータにデジタルで直接行う方が効率的だ。
印刷した紙にボールペンで書き込むのと違って、デジタルならいくらでも書き直せるし、最終的に印刷するのは書き終えたものなので、書き間違いのたびに様式を印刷し直す必要もないからだ。
とはいえ、そういった電子データに書き込む機会は多くない。
その用途にしかApple Pencilを使っていないから、必然的にApple Pencilの使用頻度も下がるわけだ。
少なくとも、スタンドに立てて常にパッと手に取って使える状態にしておく必要はない。
そもそもこうしてスタンドに立てていてもいざ使おうとしたらバッテリーが切れていることがほとんどである。
かといって、iPadの側面に装着しているわけではない。
11インチや12.9インチのiPadならともかく、iPad miniは側面を掴むようにして持つことも多いので、Apple Pencilを装着していると邪魔なのだ。
というわけで、今はApple Pencilはスリーブに入れっぱなしだ。
使用頻度を思えばスリーブから取り出す手間には目も瞑れるし、こうしておけばiPad miniを持ち出す際にApple Pencilを忘れることがない。
考え事やアイデア出しには向いていないが、会議や講習会でのメモを取るノート的用途には持ち物を減らせるiPadの方が向いていると思っているし、デジタルなら出先で紙がなくなってメモやノートをとる手段がない、なんてことにはならないので、自宅のスタンドに立ててスタンバイさせておくより、こうしてスリーブに入れて携帯時に忘れることがないようにしている状態の方が良い。
まあ、これは私のように手書きのメモを活用している環境での話である。
毎日ガンガンApple Pencilを使う人もいると思うので、そういう人は側面に装着しているよりデスクにスタンドで立てておく方が使いやすいかもしれない。
私は普通のボールペンを立てているけれど。
