出かける時に必ず持ち歩くもの。
スマホでもメモ帳でもない。
(もちろんそれらも必須だが)
キーケースだ。
外出時に戸締りをする以上、鍵の持ち歩きがセットになるのは必然である。
というわけでこだわりのベルロイのキーケースを使用している。
使い勝手はいいのだが、今回はその持ち歩き方を改善しようと試みた。
まあ、カラビナでベルトに引っ掛けただけなのだが。
どうせベルトを巻くなら活用する
少し前まではパンツにベルトをしていなかった。
カバンを持ち歩いていたのでパンツのポケットにあれこれ入れるようなことはしなかったからだ。
しかし、最近はポケットの多い作業着カーゴパンツにスマホや財布を入れて手ぶらで出かけるのが基本となっている。
なので、ポケットに重さのあるものを入れてもずれないようにベルトを巻くようになった。
どうせベルトを巻くのならそれを活用してやろうという算段だ。
というわけで、ベルトフックで取り付け可能なカラビナを買うことに。
軽くて丈夫なチタン
購入したのは↓の製品だ。
たかがカラビナに2千円近い金額を払うのはどうなのか、という葛藤はあった。
それでもチタン製を選んだのには理由がある。
何よりもその軽さだ。
ただでさえパンツのポケットにあれこれいてれているのに、カラビナの重量まで加わると、ベルトにかかる重さが増してしまう。
それでも耐えられるようにとベルトを固く閉めてしまうと窮屈で履き心地が悪くなる。
また、機能とはあまり関係ないが、その見た目も好きだ。
チタンの柔軟性を生かして、継ぎ目のないシームレスな一体成型となっている。
その分カラビナの開きが小さいが、キーケースを通すくらいなら不便はない。
回転リングで体にフィットさせる
ただベルトにキーケースを吊るだけなら、ベルトフックだけで十分だが、あえて間に回転リングを挟んでいる。
カラビナに直でキーリングを通すと、向きが固定されてしまう。
それの何が問題かというと、取り付け位置によってはキーケースのシルエットが飛び出して見た目が変になったり、座ったり姿勢が変わったときにキーケースのループに負担がかかってしまう。
なので、間にリングを噛ますことで、姿勢や位置の変化に柔軟な対応をしてもらうのだ。
また、かなり腰を鍵穴に近づけることになるが、キーケースをカラビナから外さなくても鍵を挿せるようになるというメリットもある。
ついでに、何度もカラビナから着脱しているとキーケースのループ部分が摩耗していきそうなので、カラビナに通す部分は同じくチタン製のリングの方が安心できる。
終わりに
というわけで、キーケースのためにポケットを1つ消費することなく持ち歩けるようになった。
それに、ポケットに入れている時と違って姿勢の変化に柔軟に対応できるため、1日中ベルトに付けっぱなしでも鬱陶しくない。
これがポケットだと座った時に違和感があったり、夏場はズボンの内側で汗でベタついた肌にポケットの中の鍵が擦れる気持ち悪さもなくなる。
キーケースとチタン製カラビナ&回転リングで合計1万円ほどになってしまったが、それで快適になると考えれば安いものではないだろうか。