電動キックボードは買わないことにした。
実は、上の記事を書いている途中から「買わなくていいな」という結論が出ていた。
記事として書き始めた時はどちらにするか本気で悩んでいたのだけれど、頭の中で悩んでいることを記事として整理して、文字に落とし込んでいるうちに自分に結論が出たのだ。
逆に言えば、記事にしていなければまだ悩んでいたかもしれない。
こういった現象は、こうしてブログを何年も続けていると、たまに発生する。
悩んでいて「せっかくだからこの悩みをそのまま記事にしよう」と書き始めて、記事にするならそれなりに内容を整理しないといけないから整理して、そうして記事として仕上げているうちに、頭の中も整理されて自分なりの結論が出るというパターンである。
これはXのような短文投稿SNSでは起こらない現象ではないだろうか。
やっていないからわからないけれど、短文投稿であれば「キックボード欲しいかも。悩む」と投稿して終わりだ。
どうして悩んでいるのか、その要素を突き詰めるような行為を伴わない。
というか伴う必要がない。
一方ブログというメディアであれば、それなりの文字数にしなければいけない。
少なくとも「SNSでやれよ」と思われるような短さではいけないのだ。
別にいけないとは言われていないけれど、自分なりに多少はブログであることに意味があるようには心がけている。
記事だって1,000文字を目指して書いている。
その結果短いと600文字くらいになってしまうこともあるけれど、それは書こうとして書いた600文字である。
そういうメリットもあるから、やはりブログは続けようと思える。
実際、そういう悩みを記事にするのも毎日投稿しなければいけないからだ。
別にネタになることが見つかった時だけ記事にして投稿していたら、わざわざ悩みを記事にしようなんて思わないだろう。
それなりの文章量を毎日どうにか書くというのは、人生においてなかなか良い習慣なのかもしれない。