3月いっぱいで退職したので、絶賛毎日家で過ごしている。
外出することは滅多にない。
日課のジョギングくらいだろうか。
危惧していたのは、ずっと家にいるといつでもご飯を食べられるので自堕落な食生活になって太ってしまうのではないか、ということだった。
けれど意外なことに食事量は減っている。
今までは朝と夜の1日2食だったわけで、つまり食事の間が半日ほど開いていた。
だから無意識に「この食事が終わったら12時間ほど何も食べられない」と考えて、ついついもっと食べておきたくなったのだ。
しかし今はいつでも食べられるから、そういう考えが働かず、逆に「いつでも食べられるから今は食べなくていいか」と思える。
そんなわけでしばらくは不規則な食生活をしていたのだけれど、しかしちゃんと食事のタイミングや内容、方法を意識しなければ食後に倦怠感が訪れることは変わらない。
その対策として、16時間断食を思い出した。
これも過去にやっていたことである。
1日のうち、16時間はカロリーのあるものを摂取せず、代わりに残りの8時間は好きに食事をしてもいい、というルールだ。
何も摂取しない時間を長く摂ることで、1日3食だと休まる時間が少ない胃腸を休める効果があると言われている。
もしも「別に今はいいや」と食事を先延ばしにできたり、そもそも外出する機会がないから買い食いのリスクを負わなくていいとなったら、ピッタリではないだろうか。
そう思ってここ数日、午後2時〜10時の8時間を食事可能として、それ以外の時間は水または塩水だけで生活している。
特に問題はない。
仕事をしていたら、せっかくの自由な8時間を十分に確保できず、結果的に食後すぐに寝なければいけないようなスケジュールになってしまうから睡眠の質が下がる恐れがあったけれど、今は午後2時から食べられる。
8時間といってもせいぜい半分の4時間もあれば満腹になって、その日は何も食べなくていい。
実質20時間断食のような状態になっている。
午前中の空腹感はあるけれど、どうせ何かを食べられる状態ではないし、わざわざ外に何かを食べに行ったり買いに行くのも面倒だから、結局毎日14時まで耐えれている。
やはり、ちゃんと自由に食べれる8時間を確保できるというのが大きいだろう。