ビルドンブング

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買わなかった理由を記事にすればいい

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買い物をすると記事のネタになるよね、という話を先日した。

 「じゃあ買い物をすればするほど記事のネタには困らないね!」となるのだけれど、実は買い物をしなくても記事のネタになる。
買うかどうかを考えて、それを記事にすれば良いのだ。
「あれを買おうかな……?」と悩み考えることはあるだろう。
そして買わないという結果になったら終わり、買えばそれを記事にする、というのが一般的なやり方に思える。
けれど、買わないと判断したなら、その判断に至る思考の過程をそのまま記事にしてしまえば良いのだ。
理屈の上では、買う気がないものを買うかどうか考えることで無限に記事が書ける。
けれど、そもそも「買う気がない」という時点で自分なりの結論が出ているのだろうし、欲しいという欲求がないとそれを裏付けるような行為も生じないから記事として成立するほどの文章量を確保するのは難しいかもしれない。

ちゃんとしたメディアなら「買わなかったこと」を記事にするなんてできないだろう。
商品を紹介するのが仕事だろうし、実際に使ったわけでもないのに自分で想像、推測した内容だけをダラダラと書いて「結論、買いません」なんて、メディアとして成立しない。
それが成立するのが「個人ブログ」である。
「買おうかどうか考えたけれど、買わないことにした」という日記であると捉えれば良い。
個人ブログは日記を書いても構わないメディアである。
商売にするなら、当然日記の公開なんて需要がないし、よほどのものでないとスポンサーも付かないだろうから、日記なんて書けない。
というか、スポンサーが付いてしまったらしがらみになって、日記のような自由な文章を書けなくなるとも言えよう。

近年は「買い物」というだけで無意識に「ネットショッピング」となる。
「買おうかどうか悩んでいるシーン」を想定してみてほしい。
お店の陳列棚の前で悩んでいる様子ではなく、Amazon楽天市場のサイトを見ながら悩んでいる様子の方がしっくりくるのではないだろうか。
そういったネット通販サイトで色々な商品を見ることは、いわばウインドウショッピングである。
「色々なお店に出掛けてウインドウショッピングを楽しんだよ、何も買わなかったけどね」というのは日記だろう。
その「色々なお店」がネット上のお店になっただけだ。
そして、個人ブログにおいては日記を書いても許されるのだから、ネット通販サイトで商品を見て、それを買わなかったということも、日記として記事にすることが可能である。

もしもブログを始めてみたけれど、何を書けばいいかわからない、ネタが無い、というような方は試してみるといいかもしれない。