ビルドンブング

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電車の中でもノートを広げて考え事

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電車での移動中にもっと有意義なことをしたい。
時間を潰すだけならイヤホンをしてYouTubeでも見ておけばいいのだけれど、やはり「潰している」感覚が強くてどうにも満足できない。

 電子書籍を読んでみてもいいけれど、1時間弱の移動となると眠たくなってしまう。
1駅2駅程度の、わざわざ座るほどでもない移動だと隙間時間を活用している感覚があるし、座らず立っているから眠くなることもなく読書に集中できるのだけれど……

 同じく、考え事をしていても眠くなってしまう。
考え事に集中しようとすると、外からの情報を遮断するために目を閉じる方が良いのだけれど、目を閉じて電車に揺られていると、気がついたら寝ている。
自宅で考え事をする時みたいにガリガリ紙に書きながらできれば捗るのだけれど……

いや、それで捗ることがわかっているなら電車でも同じようにすればいいじゃない!
リュックにノートは入っている。

 膝の上にリュックを置けば、膝上テーブルのようにできなくもない。
理屈だけなら電車で座っている時もノートに書きながら何事かを考えることはできる。
けれど、少しの恥ずかしさがある。
ファミレスでノートを広げてバリバリ何かを書くのにすら恥ずかしさを覚えて、普段使っているA5のノートではなく、その半分のサイズであるA6のメモ帳を使うくらいには恥ずかしく感じてしまうのである。

 けれど、たまに電車でノートにガリガリ書き込んでいる人を見かける。
大抵は手帳だけれど、側から見ればそれほど気にならない。
だから私が同じように電車でノートに何かを書き込んでいても、あまり気にされないということだろう。
そう、私が意識しすぎているだけのことと思う。
ただ、手帳でスケジュールを調整するとか、何か勉強じみたことをするとかではなく、ただただ頭に浮かんだことを殴り書きするのである。
「何を書いているのだろう」と少しでも興味を持たれて覗かれると、やはり恥ずかしい。

 けれどそんなものに縛られて電車での移動時間を潰してしまうのは癪なので、先日試しに電車でノートを広げて考え事をしてみた。
意外と大丈夫だった。
思ったほど恥ずかしくない。
そしてやはり考え事は捗る。
ノートに書くことで手を動かすことになるわけだから、眠気も襲ってこない。
目を閉じなくても目の前の紙を見ているから視界の情報に邪魔されることもないし。

というわけで、電車でノートを広げて考え事をするのは、やってみると意外とできた。
キッチンでの歯磨きもやってみれば普通にできたし、意外とこうやってやる前に自分で勝手に縛っている物事は多いのかもしれない。