先日、1時間ほど電車に乗っていたのだが、席が混んでいて座れず、ずっと立っていた。
最初は「座りたいなあ」と思ったのだが、1時間立ったまま電車に揺られていると、これはこれでありな気がしてきた。
眠れない
長時間の電車移動で座っていて、眠くならなかったことはない。
心地よい揺れで確実に眠くなる。
座っているとそのまま目を閉じて、気がついたら眠っているという場合がとても多い。
しかし立っていたら眠れない。
たとえどれだけ眠くても、立ったままでは眠れない。
もしも寝不足で電車に乗って、うとうとしていたら乗り過ごしてしまったというような事態を避けたければ、席に座らず立っているのが良いと思う。
読書が捗る
電車移動の際は、できるだけ電子書籍を読むようにしている。
普段の生活の中では、あまり読むタイミングを確保できないからだ。
たまにジムのランニングマシンの上を歩きながら読むこともあるが、その時間はどちらかと言えばYouTubeなどの映像コンテンツの消化に当てる方が多い。
なのでここぞとばかりに電車で電子書籍を読むのだが、十中八九眠くなる。
エッセイや新書ならまだしも、小説だとクライマックスとか盛り上がりのシーンで無い限り、読めば読むほど睡魔が襲い来る。
しかし立ったまま読んでいると大丈夫だった。
欠点はスマホを持つ腕が疲れるくらいだろうか。
しかしiPhoneの背面にはポップウォレットのグリップが付いているので、小一時間程度ならそこまで苦ではなかった。
むしろ眠らずに小説を読めたという達成感あるいは充実感で満たされた。
空いてると不自然?
こうなると積極的に立っていたい気持ちも強まるが、もしも席が空いていたら不自然に思われるかもしれない。
JRのように、席が縦を向いている新幹線スタイルなら、扉の近くに立っていても不全では無いと思う。
しかし地下鉄のような席が左右の壁に沿って区切り無く伸びているタイプだと、ちょっと不自然に見えそうだ。
それでも扉の近くに立っていれば、すぐに降りるから座らない人だと思ってもらえるだろうか。
いや、みんな他の客のことなんて気にしないか。
何も気にせず立っていれば良いのかもしれない。
終わりに
立つこと前提の装備で望む?
今回はたまたま1時間立ったままになってしまったが、最初から立ったまま電車移動するなら、荷物も考えた方が良いだろう。
少なくともバッグはNGで、せめてリュック、キャリーバッグなら床に置いて完全に体から切り離せるので快適だろう。
旅行の時くらいしか使っていなかったリュックキャリーの使用頻度が増えるかもしれない。
とはいえあくまでも移動時間。
電車に乗っている時間を効率化するために他の何かの効率を下げるのも本末転倒だ。
他に影響のない範囲で、電車の中で少しでも有意義に過ごせる方法をこれからも探っていこうと思う。