成果報酬制ではないので、忙しくない日でも会社に1日8時間いなければいけない。
まあ、空調が効いたオフィスにいれるので、環境としては悪くない。
雰囲気、暇な人はネットサーフィンをしたりスマホを触ったり、そんなところだ。
しかし、それはそれで目立っている。
「仕事がないのかな」と思われる程度で、注意はされないけれど。
いや、それくらいならまだマシで、仕事があるのにサボっていると認識され、本人の知らないところで周囲からの評価を落としてしまっている人もいる。
私はダラダラスマホを触ったりネットを見るのは好きではないので(後から来る時間を浪費した感覚が嫌)、一応パソコンで作業はする。
たいてい、そこまで必要性は感じていない、何なら別に実行しなくても良いような、タスクリストにずっとあるタスクをこなすか、半分趣味みたいにプログラムコードを書くかのどちらかだ。
しかし、この時間でプライベートな作業、例えばこのブログの下書きなんかを済ませられれば、その分プライベートな時間が空くので助かる。
普通に考えれば文字だけのコンテンツ、別に会社のPCで書くのに支障は無いと思われるかもしれないが――
- 文字書きに適したエディターがない
- 個人アカウントでGoogleなどにログインしてはいけない
- 会社のメールアドレスで勝手にアカウントを作ってはいけない
- 会社のPCに個人のスマホや記録メディアを繋いではいけない
といった問題がある。
(会社のセキュリティ的にはとても健全)
エディターなんてメモ帳やWordがあるだろう、と思われるだろうか?
- メモ帳は機能が少なすぎて普段のエディターアプリになれていると使いにくい
- Wordは業務用に設定しているため数字や括弧が自動で半角になって使いにくい
ちなみに私が普段使っているのは「iA Writer」というアプリである。
Wordが一番高機能でカスタマイズしやすいが、プライベートな文章作成と業務とで設定を変えるのは面倒だ。
(その設定を切り替えるマクロを組むのも楽しそうだけれど)
そこで目を付けたのが、オンラインエディターである。
ブラウザ上で動くので、PCの環境は関係ないし、何かをインストールする必要は無い。
そのサイトが会社のセキュリティに引っかかっていなければOKだ。
できるだけシンプルに使えて、アカウント作成が必要ないものを、と探して見つけた有用そうなのが次の2つ。
どちらも雰囲気は似たような感じで、ダークモードがあるのが素晴らしい。
細かい機能はチェックしていない。
保存機能やフォーマット機能は使わないからだ。
そもそも普段がtxtファイルでの記事作成だし。
なので「iA Writer」で重宝している文字数カウント機能があるEditpadを使うことにした。
画面右下に表示されるパラメーター「Character」が文字数に該当する。
改行が1文字にカウントされてしまうのが気になるが、まあざっくり「1記事1,000文字程度」とそもそも目標文字数自体がそこまで厳密ではないので構わない。
Editpadで記事を書いて、そのテキストをスマホに送る。
メールもセキュリティが厳しいし、ログが残ってしまうので、かなり前に紹介したQRコードにして読み取る方法を使う。
当時紹介したサイトでも構わないが、改めて色々とQRコード生成サイトを探した結果、次のサイトがなかなか良い感じだ。
最大文字数は900文字なので、1,000文字程度の記事だと2回に分ける必要がある。
だが入力エリアに文字を入れた時点で「文字数オーバー」と教えてくれるだけ親切である。
それすらなしにQRコードが生成でいないサイトも多いのだ。
文章を全て貼り付けて、文字数オーバーだったら適当な位置より下を切り取り、前半をQRにしてスマホで読み取ってコピー、スマホの「iA Writer」アプリにペースト。
PC側で改めて後半部分を入力エリアにペーストして同じようにスマホでコピペ。
これでスマホを会社のPCに繋いだり、個人的な文章をメールすることなく、テキストの転送完了だ。
後は普段通りに体裁を整えてブログに投稿するだけである。