慣れの問題だろうか?
今時の若者(この発言、私もいい歳になってしまったか……)はLINEなどスマホで知人友人とのやり取りをするから、PCのキーボードよりもスマホのフリップ入力の方に慣れているのかもしれない。
そういう人なら、スマホでバリバリ文章が書けるだろう。
どうにも私にはそれができない。
普段からキーボードでバチバチ文章を書いているから、スマホとなるとなかなか難しい。
キーボードだと1,000文字くらいすぐに打てるのだけれど、スマホになると300文字くらいで疲れてしまう。
単に文字の打ちやすさだけではない。
書く内容も入力方法によって捗り方が違う。
きっとキーボード入力だとそれに慣れているから、頭のほとんどを文章の内容に回せているのだろう。
一方でスマホによるフリップ入力だと、これから書こうとしている文字をどう入力するかに頭の容量を少し持っていかれるから、文章の内容を考えることができない。
結果、キーボードだと今のこの文章みたいに深く考えなくてもつらつらと文章を書けるが、スマホになると書こうと思っていたことを書いてそこで止まってしまう。
先日、電車に2時間ほど乗る機会があったので、その時間を使ってこのブログの記事を書こうと思った。
熱心な読者(存在するなら)ならご存知の通り、最近のこのブログの更新はかなりギリギリ綱渡状態である。
なんなら綱渡りすらできていない、どうにかこうにか「毎日更新の体を保っている状態」である。
だから少しの時間を使ってブログの記事を書ければ、と思ったのだけれど、結果は全くダメだった。
スマホで文章が書けない。
本当にネタとしてストックしていた内容を文章化して終わってしまうのだ。
普段、キーボードを使って書いているときは、書いているうちに「こういうことも書こう」「あの話と繋げられるな」と発展的なアイデアが浮かんですぐに1,000文字ほどになるのだけれど、スマホで書いているとそれが起こらなかった。
裏を返せば、別にスマホでも入力が物理キーボードならそれなりに書けるということ。
実際、BluetoothキーボードをiPhoneに繋いでブログを書いていた時期もあったし、その時は記事が発展しなくて文字数に困る現象は起こらなかった。
年代的に、私はフリップ入力で文章がバリバリ書けない世代、ということになるのだろうか。
それとも、諦めずにフリップ入力に慣れれば、スマホでもバリバリ文章が書けて、移動時間とかを無駄にせず済むのだろうか。
できないよりはできた方が得なので、どうせ移動時間にやることがないのなら、フリップ入力の練習も兼ねてどうにかスマホで文章を書いて見た方がいいのかもしれない。
手札を増やすという意味合いも込めて。