ビルドンブング

自由でシンプルな生活を求めて試行錯誤する記録を毎日更新中

イヤホンをつけずに何も聴かずに外を歩いてみたら楽しかった

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

ずっと外を歩くときはラジオを聴きながら歩いていたのだが、それをやめたら思った以上に頭がスッキリするようになった。
ラジオの代わりに何か別のものを聞いているわけではない。
イヤホンをせず、何も聴かず、外の世界を楽しみながら、しかし頭を空っぽにして、ただただ歩くのだ。
ずっと「何も聴かずにただ歩くなんてもったいない」と思っていたが、それは単なる思い込みで、何も聴かずに歩くことにもメリットはあった。
 

考え事が捗る

歩くことに頭の中をまとめてスッキリさせる効果があるのは有名だし、実際に感じたところだ。
思えば、悩みなどがあるときは、ラジオを聴きながら歩いていても、その内容は頭に入ってこなかった。
それはつまり、歩きながら自然に頭が考えているということだ。
それを能動的に引き出すのが、何も聴かずに歩くことだ。
事前に何を考えるか、テーマを決めてから歩くと、なおのこと効果的だ。
何も聴かずに歩きながら考えごとをするようになってから、自宅で何かを考える時間が減った。
平日は歩いて通勤しているので、その間に考えをまとめて、家ではその結果から決めたやるべきことを実行するという時間の使い方ができるようになった。
だからこそ、何も聴かずに歩くなんてもったいないなんてことはないのだ。
歩く時間イコール考え事の時間として、その効率を最大限に高めるのが、何も聴かないことなのだ。

新しいアイデアや発見がある

ラジオを聴いていると、それに意識が向く。
暇つぶしになっているのだ。
基本的に、何もなくただ歩くという動作は暇で退屈だ。
特に頭が退屈なようで、あれこで取り止めのないことを考え始める。
前述のように何か考えるテーマを決めていればいいが、そうでなければ、一見すると無駄なことばかり考えてしまうように感じる。
しかし、それもまた大切なのだ。
同じ無駄なことでも、家で座ってぼんやりしている時とは違う、歩いて体を動かしているからこそ、周りの景色やすれ違う人を感じるからこそ、得られるものもあるのだ。
だから具体的に考えることが決まっていなくても、何かしらの得られるものがある。
それが新しいアイデアや発見につながることも珍しくない。
何を考えればいいかわからないからこそ、何も考えず、ただ暇な頭が何を考え始めるのかを楽しむのもまた一興だ。

周囲の状況に意識が向く

「イヤホンをしていると危ない」とか、そういう説教じみたことを言いたいわけではない。
ここ2週間、何も聴かずに歩いているが、今までと違うところを歩いているわけではない。
基本的に通勤ばかりだし、それ以外でも同じ道ばかりだ。
だが、新しい発見がある。
今までは耳から聴こえるラジオばかり意識していたが、他のことに意識を向けるようになったからだろう。
というか、それをせずにただ歩くなんて、退屈でできない。
例えば、看板の文字。
ずっと同じ文字だったはずなのに、初めてその文字を読んだ。
ただの景色が、具体的に感じれるようになったのだ。
同じ道なのにどこか広く感じたり。
耳を塞いでいたイヤホンがなくなることで、耳以外も解放されたような感覚
どこか清々しくて気持ちいい。

終わりに

最近は朝早く起きてプライベートな時間を楽しんでいる。
だから、朝の通勤時間には、起きてから6時間ほど経っているわけで、普通に半日ほど過ごしている。
だから頭の中がごちゃごちゃしているのだが、何も聴かずに歩いて通勤するだけでそんな頭がリセットされる。
ラジオを聴きながら歩いて出勤した時よりも清々しい。
今までずっとイヤホンで何かを聴きながら外に出ていた人は、たまには何も聴かずに出てみてはいかがだろうか。
意外と楽しいものである。