最近は頻繁に豆乳を飲んでいる。
毎日豆乳を飲んでいる人は多そうだが、私の場合その量が違うと思う。
1リットルだ。
一度開封した豆乳は冷蔵保存しないといけないが、冷蔵庫がないので飲み切るしかない。
だったら200mlのパックにすればいいのにと思われるかもしれないが、1リットル飲むのにはそれなりに利点もあったりする。
1食分のカロリーにちょうどいい
成人が1日に必要とするカロリーはざっくり2000kcalほどだ。
それを3食で得ようとするなら、1食あたり600kclほど。
さて、豆乳を1リットル飲めば、およ500kcalほどになる。
これは朝食にピッタリではないだろうか。
朝から大量のカロリーを摂取すると日中の負担が大きいので、ちょうどいいくらいだ。
お腹が重くならない
カロリーを摂るだけなら普通の食事でもいい。
しかし豆乳の魅力は液体であることだ。
例えば、同じ1リットルの体積分の固形物を食べたとして、確実にお腹が重たくなる。
カロリーが同じだったとしても、消化に時間がかかって、朝からどこか気持ちが上がらない。
その点、豆乳なら液体で重たくないので負担は感じないし、消化にそこまで時間がかからない。
飲み終えてから1時間もしないうちに激しい尿意に襲われるくらいだ。
そりゃあ、1リットルも飲んでいるのだから当然である。
逆に、1時間ほどで尿意を感じるということは、ある程度消化も完了するということだ。
タンパク質を摂取できる
豆乳の利点はカロリーだけではない。
大豆食品の十八番である豊富なタンパク質だ。
1リットルの豆乳で40gほどのタンパク質が摂取できる。
1日の推奨摂取タンパク質量が体重1kgにつき1〜1.5gとされているので、1食で40gも撮れれば十分ではないだろうか。
さらに、そんな高タンパクな豆乳を朝に飲むことで、筋肉量の増加も期待できたり……
ただタンパク質を摂るだけならプロテインでも飲み物だしいいのではと思われるかもしれないが、そうすると今度はカロリーが足りない。
プロテインは筋トレの補助などアスリート向けの飲み物だが、それを1食に置き換えるには低カロリー過ぎる。
だからプロテイン置き換えダイエットなどが効果的と言われるわけだ。
摂取カロリーが減るのだから痩せるに決まっている。
プロテインに痩せる効果はなく、単に摂取カロリーが減っているだけだ。
時間がかからない
高タンパクでカロリー抑えめな食事、あるいはドリンクは他にもあるが、それでも豆乳にするのは、手軽だからだ。
未開封なら常温で保存しておけるので、まとめ買いしても冷蔵庫がパンパンになることはない。
飲むだけなのでコップに注ぐだけ。
飲み終えた紙パックはそのまま畳んで捨てられる。
洗い物はコップだけだし、液体を入れただけなのでわざわざ洗剤やスポンジを使わなくても水で流して手で擦ってやれば洗い終わる。
この手軽さはクセになる。
終わりに
というわけで、朝に豆乳を1リットル飲む生活を数週間ほど続けてみたが、体が楽だ。
朝から食事をするとお腹が重たくて午前中の集中力が削がれるし、かといって何も食べないと空腹で集中できないという板挟みの悩みがあったのだが、豆乳で解決の兆しが見えた。
液体という手段があったのだ。
食事同様に栄養を補給しつつ、それでいて消化がスムーズで体に負担がかからない。
豆乳に限らず、朝食を飲み物だけにするのは効果的かもしれない。