ビルドンブング

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本から知識ではなくモチベーションを得る

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画像やイラストが多かったり、何かしらページレイアウトにこだわりがあるのでなければ、文庫本のサイズがベストではないだろうか。
ハードカバーなんて、手に持って読むだけでもしんどい。
文庫本なら小さいし軽いから、長時間手に持って読んでいられる。

最近は小説ではない、ノウハウ系の本を読むことがあるのだけれど、横書きだ。
インターネットも横書きだし、そのスタイルに合わせた形だろうか。
慣れていればそちらの方が読みやすいのだろうか。
私も、特段横書きが読みにくいと感じたことはないけれど、横書きの本を読んだ後に同じような内容の縦書きの本を読んだ時、その読みやすさに感動した。
普通に読む分には気にならないけれど、そうやってはっきりと比べてみたら縦書きの方がどうやら読みやすいらしい。
学生の頃に縦書きの小説を1日に何冊も読むような生活をしていたからだろうか。
なぜか横書きより縦書きの方がスッと頭に入ってくる。

先述の通り、物自体はノウハウ本なのだけれど、横書きのものはしっかりとした内容である。
縦書きのものは、ちょっとこだわりのある著者が自分なりの言葉で、話し言葉に近いような文体で書いてある。
ちゃんとした内容なのは前者なのだろうけれど、後者の方が読んでいて面白い。
元々小説やエッセイを読むのが好きだったのだから、堅苦しい内容よりも砕けた、人間味のある内容の方が好きなのだろう。
そちらの方が面白くてサクサク読めるし、堅苦しいノウハウ本は仕方なく読んだけれど、ほとんど頭に入っていない。
必要な内容は網羅されていたのだけれど。
やはり、ああいった本はいざ実務に取り組んで、その中でわからないことがあった時にピンポイントな答えを探して読むものだろうな、と思う。
参考書のように扱うのがいい塩梅だろうか。

 どうせ「やってみないとわからない」のだから、それを「面白そう」と感じさせてくれる本を読んでいた方が、得られる知識は薄くてもモチベーションになるのではないだろうか。

「縦書きの文庫本が読みやすい」という内容の記事を書こうとしたけれ、別のところに着地してしまった。
記事を書く前は考えてもいなかった結論なので、やはり色々考えながら書いてみるのは面白いものである。