食事中の過ごし方については色々と試行錯誤の最中である。
最近は立って食事をしていたのだけれど、必ずしも立っていればいいというわけでもないことが続けているうちにわかってきた。
立って食事をするメリットは、動きやすいということだ。
他の作業をしながらの食事がしやすい。
例えば食事の合間に洗濯物を干すとか、ちょっと掃除をするとか、ものを片付けるとか、体を動かして行うタスクを合間に挟みながら食事をするなら、立って食事をしている方が圧倒的にタスクに手をつけやすい。
そりゃあ立たないといけないタスクを座って食事しながらやろうとしたら、もう立ち上がること自体が面倒になってしまうだろう。
けれど、特にタスクがない場合、あるいは面倒で手をつけられないシーンも多かった。
立って食べてはいるものの、結局は食べているだけ。
食事をゆっくり行うメリットは得られない。
食事をゆっくり行えれば、別に座っていても構わないのだ。
例えば、座ってこのブログの更新作業を行いながら食事をしていた時は、食べ終わるまでに普段の3倍の時間がかかった。
ほとんどPCのマウスかキーボードを操作することに手を使っていて、箸を持つのも惜しかったからである。
要するに、箸を置くような作業をすればいいのである。
箸を持っていたらついつい食べてしまう。
手持ち無沙汰になるからだ。
逆に、何か箸を置いて他のものに手を使う作業をしていると、その作業を中断しなければ次の一口が食べられない。
しかしついつい「キリが良いところまで」と続けてしまう。
結果、食事のペースを落とすことができる。
結論として、立って食べるか座って食べるかよりも、食べながら何をするか、それは箸を置かなければいけない作業かどうかが重要なのではないだろうか。
食事中に行えるタスク、特に手を使うタスクを考えて、それに最適なのが立って食べることなら立って、デスクで行わなければならない作業なら座って食べる。
そうやって柔軟に切り替えるのが正解かもしれない。