ビルドンブング

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スタンディングデスクを復活させてみる

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これだけデスク環境を整えたにも関わらずである。

 きっかけは立って食事をするようになったこと。
座っているとただ咀嚼しているだけだし、かといって動画を見たりしながら食事をするとそちらがメインになって食後もダラダラしてしまうというデメリットがあった。
けれど立って食べると食べながら作業ができる。
このブログで使う写真を撮ったり、ちょっとした郵便物の整理とか、座っていると体を動かすのが億劫になるけれど、立っているとそういった作業に向かう心理的ハードルが低くなるようだ。
座っていると、デスクでできないタスク全ての最初に「まず立ち上がる」というステップが追加されるからである。
このファーストステップは想像以上にハードルが高いようだ。
それに食べながら作業をすることで、食事、ついては咀嚼に時間をかけるようになる。
ゆっくりと噛んで食べることで満腹感を得られやすかったり、消化されやすかったりと、時間がかかる以外はメリットしかない。
その「時間がかかる」というデメリットを打ち消すのが、ながら食事、タスクを消化しながらの食事である。

色々とやろうと思っていることはあるのに、座ったままぼんやりしてしまうということは珍しくない。
そこへの打開策がスタンディングデスクである。
基本的にはやはり食事の際に使うだろうか。

 立って食べるときは食器を手に持って食べるのだけれど、もちろん作業をする際にはその食器をどこかに置かなければならない。
今まではデスクに置いていたけれど、デスクは作業をする場なので、基本的に散らかっている。
手前にはメモ用紙が出ているか、キーボードが置かれているかのどちらかだ。
一時的な食事のためにそれらを片付けるのもまた面倒。

食事用の、それも立って食べるための机が欲しいとなると、それはもうスタンディングデスクである。
幸いなことに、不要になると思っていた折り畳み式の小型スタンディングデスクをまだ手放さずにいた。

そもそも手放そうと思ったのは「使わないのにずっとクローゼットに置いているのは邪魔」だったからであり、使うのであればクローゼットの邪魔になることはない。
このデスクで食事をする。

食事の合間に、デスクではできないタスクをこなす。
といっても、タスクの大半はデスクで座って行う、PCに向かう作業だ。
「立ってやるタスクなんてないよ」となっても、別に立って食べること自体にはメリットはあるのだから、やることがなかったら食事の合間にスクワットでもすればいい。
食後のスクワットは血糖値上昇対策によく上がるけれど、別に食事の最中にして悪いことでもないだろう。
座って食べていると、いちいち食事の合間に立ち上がってスクワットをするなんて面倒だろう?
しかし立っているとそれが自然にできる。
「ただ噛むだけも退屈だし、スクワットでもするか」くらいの軽さでできる。
これが「まず立ち上がる」というファーストステップがタスクに加わると進まない理由でもある。

まあ、しばらくは食事中心としてスタンディングデスクを使ってみようと思う。
元々は全ての作業をデスクで行うと決めてのデスク環境整理だったけれど、やはりスタンディングにもメリットはあって、それが欲しくなることもあるのだ。
立っても座っても良いという環境にしておけば選択肢は増えるわけだから損はない。
ように思われるけれど、実は「これは座ってやるか立ってやるか」ということを考えるようになってしまうから、考えることは増えてしまう。
その辺り、どう折り合いをつけるから意外と難しくて、初めてスタンディングデスクを購入した5年近く前から、いまだに結論が出ていないのである。