こういう製品を作れるなら早く作っておいて欲しかったな。
いや、最近になってこういう技術が安定してきたのかもしれない。
「こういう技術」というのがどういう技術かというと、type-Cに繋いでtype-Cを繋げるUSBハブのことだ。
少し前まではtype-Cから拡張したUSBハブは、Power Deliveryのための給電用type-C端子はあっても、データ転送に対応したtype-C端子はなく、他は全てUSB type-Aの規格ばかりだったのだ。
だからMacBookをはじめとしたノートPCだと、貴重なtype-C端子を1つ塞いでまでUSB-Aを増やすだけのハブを繋ぐかどうか、使い所を考えなければならなかったのである。
4年前くらいに私が愛用していた直挿しタイプのハブなんて、MacBookのポートを2つ塞いでtype-Aのポートを増やすような代物だった。
それでも当時は使いやすくて絶賛していたものである。
さて、上記の直挿しポートのメーカーであり、私が好きなメーカーの1つであるUGREENから、いつの間にか多種多様なtype-Cハブがリリースされている。
(画像引用:Amazon)
時代の進化を感じる。
ユーザーとしては「それができるんならもっと早くそうしてよ」と言いたくなるのだけれど、まさか出し惜しみしていたわけではあるまい。
しかし1度作ることができれば、後はその技術を使い回せるのだろう、結構なラインナップである。
そんな中から給電用のtype-Cとは別に2つのtype-Cポートを備え、type-Aも2つ、そしてmicroSD、SDカード、LANポート、HDMIポートを備えた9in1のものを購入した。
上記のポートが、たった1つのtype-C(厳密にはThunderbolt4)端子から拡張できるのである。
1つ持っておけば大抵のシーンで使えるだろう。
type-Cポートからしっかりとデータ転送ができることも確認した。
ずっとMacBookのポート数が少ないこと、type-A端子のデバイスを使う際に何かしらのハブを経由しなければいけないことがネックだったのだけれど、ようやく時代が追いついたというか、これさえ持っておけばOK的なアイテムが生まれていたのである。
まあ、時代はtype-Cなわけだし、いずれそうなるだろうことは期待してたのだけれど、やはりそれを形にしてくれるUGREENは好きだ。
3un1充電器も理想と言えるものを出してくれているし。