以前に「買おうかな、どうしようかな」と考えていたスタンディングデスクである。
立って食事をする時にながら作業をするのにも使えるし、それ以外の立ち作業の際の仮置き場のようにも使えて、実際便利であった。
しかしそれほど大きなものは必要ない。
やはりメインの作業はデスクに座って行うからだ。
そもそも長年(使わず仕舞い込んでいた期間含む)使ってきた折り畳みのスタンディングデスクもあるのだけれど、折り畳めることと引き換えにと言っていいのか、デスクとして使う際に若干の不便があった。
それでも優秀なアイテムではあったのだけれど。
新たに購入したのは天板サイズ60cm×45cmのシンプルなスタンディングデスクである。
「シンプルな」というのは「折り畳めない」という意味でもある。
パッと見、以前のものより天板の総面積は狭くなっているし、折り畳めないし、スペックダウンしたように思われる。
しかしデスクとしてガッツリ使う場合、支柱の本数が違う。
今回購入した方は支柱が左右に2本となっている。
だから支柱が1本の相場1万円程度のスタンディングデスクに対して、こちらは2万円と倍の値段になっている。
メインは昇降機構を備えた支柱だから、それが2本になれば値段も2倍近くなるのは当然なのだろう。
さて、支柱が2本あると何が違うかというと、安定感だ。
支柱が1本だとデスクの上で書き物をしたりPCのキーボードを叩いたりすると、どうしても揺れてしまう。
2本足だと全く揺れないというわけではないけれど、1本支柱に比べると揺れはかなり控えめで、だいぶ安定感が違う。
ガッツリ使うなら大事な要素だと思う。
それと、これはただ買ったばかりで新しいからというだけかもしれないが、キャスターがスルスル動く。
床掃除の際に動かすので、キャスターの動かしやすさは結構大事だったりする。
もちろん、4つのキャスターの内2つにはロック機構が備わっているので、作業中はロックしておけば勝手に動いてしまうことはない。
天板の狭さについては、不足を感じたらデスクエクステンダーで拡張すればいいだろう。
といっても、現在の60cm×45cmでもマクドナルドで作業している時に使えるスペースと同程度だから、どうにでもなるのだけれど。
エクステンダーの必要性についてはもう少し使ってみながら検討しよう。
以前購入したものをまだ手放していなくて良かった。
やはり安易にすぐ手放してしまうのも考えものだろうか……