実際、もう1年くらい使っていないと思う。
実際、手放すかどうか悩んでいた記事が1年ほど前にあった。(検索して見つけるまで忘れていた)
断っておくけれど、ポメラが不便なわけではない。
しかし私の環境においてはスマホ+モバイルキーボードで事足りるかな、という印象。
サブスマホだから誘惑が少ない
ポメラの利点といえば「文章の作成しかできないツール」であることだ。
ノートPCやスマホだと他のこともできてしまうので「よし、文章書くぞ!」と意気込んでいても、ついつい他の誘惑に流されたりする。
しかし私が使っているのはサブスマホ。
低速通信のSIMカードなのでそういった娯楽系のコンテンツは楽しめない。
というか、楽しめないように縛っている。
楽天モバイルの高速通信使い放題なメインスマホは朝に30分だけ使って、あとは次の日までロックしているから使えない。
つまり「文章の作成しかできない」という状況は、サブスマホでも概ね満たせているわけだ。
折り畳みキーボードの方がコンパクト?
ポメラはノートPCに比べればコンパクトだけれど、横幅はそこそこある。
コンパクトタイプのキーボードより一回り小さい程度だ。
例えば、私が使っているスリングバッグには入らない。
一方で、折り畳みキーボードなら入る。
スマホはポケットに入るわけで、そりゃあ画面はスマホなのだから、画面+キーボードのポメラより、元々持ち歩いているスマホ+モバイルキーボードの方がコンパクトだろう。
データ移行がしやすい
スマホで文章を作成すれば、共有が容易である。
そのテキストファイルを添付して自分のアドレス宛にメールすれば、他の端末に送れる。
そもそもクラウドに保存していればその手間も必要ない。
(同期がうまく行われないとストレスなので私はオフラインで作成からのメール送信をしているけれど)
ポメラだとmicroSDカードを経由するとか、ポメラをUSBケーブルでPCと繋ぐとか、QRコードをスマホで読み取るとか、何かしらの手間が必要だった。
メールで送るだけなら電車の中なんかでも可能だ。
カフェでスマホ+モバイルキーボードで文書作成、帰りの電車とか空き時間でサクッと共有、といった使い方ができる。
ポメラにはオフラインかつ文書作成しかできないという利点はあるものの、やはりそういった面ではオンラインの方が有利だな、とも思う。
その辺り、先述の通り低速通信のサブスマホが良い感じの立ち位置となっているわけだ。
つまり、私の中のポメラの立場を奪ったということ。
最後に改めて断っておくけれど、本当に「私の中の」話である。
ポメラ自体は良いガジェットだと思う。
特にオンライン環境に流されがちな現代人にとっては。