ビルドンブング

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ポメラを手放すかどうか

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このブログの文章はポメラで作成されている。
ポメラで文書を書いて、そこに後からPCで写真やリンクを貼り付けて投稿しているわけだ。
ところで「ポメラ」が何かご存じだろうか?
わかりやすく言うなら「文章を書くことしかできないノートPC」である。

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文章を書くことしかできないので、当然インターネットに接続することはできない。
メモ帳だけが入ったWindowsのようなものだ。
「じゃあノートPCでいいのでは?」と思われるだろう。
そこはポメラユーザーそれぞれに譲れない理由がある。
しかし私は、最近ノートPCを購入した。

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以前からMacBookを持ってはいたが、上記のWindowsノートPCの購入で、ポメラを使い続けるかどうか、真剣に悩んでいる。
自分の頭の中を整理する意味も込めて、ポメラを手放すか手放さないか、それぞれの理由をピックアップしてみる。

ポメラを手放す理由

ネガキャンみたいになるが、まずはポメラを手放そうかと考えてしまう理由から。
後半はもちろんポメラの良い点もあげるので、ポメラ愛用者は気を悪くしないで欲しい。

キーボードのサイズ

ポメラは持ち歩きやすいサイズであるが、その分キーボードが小さめになっている。
一般的なキーボードと比べるとこんな具合だ。

一般的なキーボードのキーピッチが19mmなのに対して、ポメラのキーピッチは17mmとなっている。
そこまで小さくはないのでポメラのキーボードは使えないという訳ではないのだが、タイプミスの頻度は普通のキーボードを使ってPCに入力するより多い。
ポメラを購入してから半年以上立つし、ほぼ毎日ポメラを使っているが、未だにそうなのだから、完全になれるまでまだまだ時間がかかりそうだ。
タイプミスおよびそれを修正する時間を考えれば、ノートPCで文章を書いた方が効率的なのではないだろうか。

マウスが使えない

ポメラはキーボードだけで操作する。
もちろんキーボードショートカットやボタンの組み合わせで色々と操作はできるのだが、やはりマウスが欲しくなる時がよくある。
長文をスクロールしたり、文章の途中をピンポイントでクリックして選択したりしたくなるのだ。
もしも新型のポメラが出るなら、BluetoothでもUSBでもいいからマウス接続ができるようにならないだろうか……

軽いノートPC

ポメラの重さは約620gである。
 
ノートPCに比べると軽い、はずだったのだが……
冒頭で述べたとおり、私が購入したノートPCは14インチながらも約689gという軽さ。
ポメラより軽いわけではないが、差は100gを切っており、迫る勢いだ。
だったら上述のキーボードサイズやマウスが使えないもどかしさを我慢してポメラを持ち歩かなくても、このノートPCを持ち歩けば良いのでは、と思うのは当然だろう。

ポメラを手放さない理由

続いて、上記のような状態にもかかわらずポメラを手放せないでいる理由だ。
つまり「それでもポメラの良いところ」である。

キーボードの静音性

ポメラのキーボードはかなり静音性に優れている。
私がポメラを使うのは主に図書館だ。

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図書館で普通のキーボードをカチャカチャと叩いていると、申し訳ないくらい音が出る。
しかしポメラなら、図書館でもほとんど気にせずキーボードを叩ける。
だから私が図書館での作業を続ける間は、やはりポメラを使った方が良い気がするのだ。

書くことに集中できる

ポメラの一番のデメリットにして最大のメリットが、文章を書くことしかできないことである。
もしもノートPCだったら、他のこともできてしまう。
だから集中力が削がれやすい
ただし、オフライン環境を作れるのなら、ノートPCでもそれなりに集中できるだろう。
しかしあちこちにフリーWi-Fiが飛んでいる現代社会、最初は「オフラインで集中するぞ」と意気込んでいても、作業時間が長くなってくると、追記が緩んでフリーWi-Fiに接続、そこからネットサーフィンやYouTube鑑賞に浸ってしまう恐れがある。
その点、ポメラならWi-Fiがあっても接続できないし、他のことができないので、スマホさえどうにかすれば確実に集中できるのだ。
そしてそのスマホはタイムロックケースにでも放り込んでおけば良いので問題にならない。

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コンパクトさ

重さでは前述の通り世界最軽量のノートPCに劣ってしまっているが、それでも見た目のサイズではやはりタッチパッドがない分ポメラの方が小さい。

縦長なのでリュックの中にスッと収まってくれるし、大きめのリュックやバッグでなくてもポメラなら持ち歩ける場面は多い。
長時間作業なら水筒なんかも持って行くだろうし、そういう他の荷物との兼ね合いの面でポメラの方が良い場面は多い。

終わりに

しばらくポメラを手放すかどうか悩むことになりそうだ。
手放さずに置いておいて、試しにポメラを1週間使わずに生活してみる、という手もあるが、冒頭で述べたとおりこのブログの文章はポメラで作成しているので、ポメラを使わないことによって更新が停滞する恐れがある。
うーん……、こういう状態になっている時点で私はそれなりにポメラに依存していて、ポメラを活用できているのかもしれない。
だったら下手に手放さない方が良いだろうか……