ポメラを購入した。
正式には「pomera DM-250」になるだろうか。
タッチパッドがないノートパソコンのような見た目をした、文章作成専用ツールだ。
しかし文字を書くだけならノートPCはもちろん、今はタブレットやスマホでも書ける時代。
なぜポメラが必要だったのか。
私がポメラを購入した理由を解説しよう。
完全なオフラインで作業したい
このブログもそうだが、私は文章だけでほぼ完結する作業が多い。
だからネットにつないで何かを参考にしたり、オンラインストレージのデータを触らなくても作業できる。
だから自宅で作業するときはスマホのデータ通信を切って、時限式のケースに入れて触れないようにする。
ネット環境を楽天モバイルのテザリングに頼って自宅回線を契約していないから、そうするだけで完全なオフライン環境ができあがるのだ。
しかし自宅以外ではそうもいかない。
最近はどこに行ってもFree Wi-Fiでネットにつなぐことができる。
たとえスマホのデータ通信をオフにしていたとしても、その場のWi-Fiにつなげてしまうのだ。
私はジムの休憩スペースで作業することがあるのだが、ジムにもWi-Fiがある。
スマホを家においてノートPCだけを持って行って作業しようとしても、その場のWi-Fiにつなげてしまうから、ネットサーフィンなどへ逃げやすいのだ。
その点、ポメラはネットにつなぐことができない。
厳密にはデータを送るために接続することはあるが、他のことには使えないので、ネットの誘惑はない。
余計な機能が無い
ネットにつないでも他のことには使えないと述べたが、ポメラは文章を書くツールであり、他の機能はない。
メモ帳しか入っていないパソコンのようなものだ。
だったら他にも色々できるノートPCやタブレットの方が良いのでは、と考えてしまうが、それは違う。
他のことができない、文章を作ることしかできないからこそ良いのだ。
文章を書くことしかできないということは、文章を書く以外の選択肢がないということである。
ネットに逃げることもできず、電子書籍や端末に保存した動画を見ることもない。
オフラインで作業しつつ、オフラインでも残る妨害を回避することができるのである。
アウトライン機能が便利
文章を作る環境の話ばかりになったが、最後にポメラの機能に付いて。
文章作成専用ツールだけあって、他の機器やアプリ、ソフトにはない、文章をより効率的に書くための機能が色々はいっているのだが、私が特に惚れたのがアウトライン機能だ。
こんな感じ。
いちいち設定しなくても、文頭に「.」を付けるだけでアウトラインになる。
また、階層も10階層までとなっていて、十分だ。
いわゆる目次として使えるので、長文でも文章構成が一目で把握できるし、特定の場所へのジャンプもできる。
この機能だけで、今までの執筆環境より便利になることは間違いなかった。
だから購入に踏み切れた。
終わりに
どこに行ってもFree Wi-Fiがあるし、この流れは加速するだろう。
いずれはモバイルデータ通信がなくてもどこでもネットに繋げる社会になると思う。
また、人が消費する娯楽は多種多様になり、いつでもどこでも楽しめるようにもなるだろう。
そんな中でも娯楽誘惑に流されないために、こういった完全なオフラインかつ専用作業端末は、自分のやるべきことを明確にして打ち込むために必要なのだ。
とか、格好いいことを言ってみたり。