我ながら時代に逆行していると思う。
自宅にネット回線を契約していないところから、圧倒的だ。
スマートホームの導入は不可能である。
けれど、そういった新技術を取り入れることができないというだけで、今より快適になることができないというだけで、もともと不便は感じていなかったのでどうにかなっている。
楽天モバイルをはじめ、低価格で通信制限なしのプランが使えるようになったことが大きい。
スマホのテザリングだけでどうにかなっている。
まあ、そうやってテザリングで高速通信が可能な環境に身を置くのも1日に数時間だけだけれど。
データの保存もそうだ。
外から(自宅以外から)アクセスする可能性があるデータ、例えばスキャンした名刺とか説明書だけをオンラインストレージに保管している。
そうしないと際限がないからだ。
オンラインストレージの特徴として、容量に制限があることと、その容量を増やすと費用も増すこと、維持のために定期的な支払い(サブスクリプション)が発生する。
考え方が古いのかもしれないけれど、私はあまりそこにお金をかけるほどのメリットがあると思えない。
前述のように、どうしても外からアクセスする可能性があるデータだけをオンラインストレージに置いておいて、自宅でしか使わないデータ、使い終わった記録や保管的なデータは、外部メモリ(microSDが最も省スペース?)に保管しておけばいいと思う。
その方が長い目で見れば安上がりだろう。
大容量の記憶メディアも、そこそこ安価に買えるようになってきたし、最大容量も増えている。
あの小さなmicroSDに、まさかテラバイト単位のデータを保存できる時代がやってくるなんて。
512GBが限界だろうと勝手に思っていたのだが。
オンラインストレージはサービスだ。
サービスである以上、金額やその内容は提供する側の自由である。
ある日突然値上げされたり、保存できるデータに制限をかけられる可能性がないとは言えないのだ。
その点、個人で所有している外部メモリであればそういった制限はない。
買い切りのストレージだ。
結局は、ネットを介してアクセスするかどうかが論点である。
それがないのであれば、圧倒的にオフラインの方がメリットが多いように思う。
というわけで、私はオフライン主義なのだ。