私はできるだけ日常生活をルーチンに落とし込んで、イレギュラーを減らしたいと思っている人間である。
平日は意外とそれが簡単にできる。
日中の大半の時間を会社での仕事で過ごすので、自由に使える時間が限られるからだ。
限られた時間だからこそ、大事に使うことができる。
逆に休日は時間がたっぷりありすぎるせいで、ついつい楽な方へ流れて夜に「無駄な時間の使い方をしてしまった！」と後悔する日が多い。
なので私は休日でもできるだけ平日と同じような過ごし方をするように心がけている。
具体例を挙げるといろいろあるのだが、まずは休日を平日に近づけるために最低限抑えておきたい項目について取り上げよう。
平日と同じ時間に起きる
人間は寝だめできない。
なんてことはわかっていても、時間があればずっと寝ていたいものだ。
平日は仕事があるから無理矢理でも体を起こすのに、休日となると何もないからと、昼近くまで寝てしまう人も多いだろう。
しかし、もしも昼近くまで寝てしまったことを少しでも後悔してしまうようなら、いつも通りの時間に起きてしまった方が精神衛生上良いだろう。
平日と同じ時間に起きれば、平日と同じように時間を使うことができる。
私は平日朝の８時に家を出るわけだが、それまでに行っていることを休日もなぞるように実行できる。
朝のうちにタスクなどを片付ける習慣があれば、おなじことを休日もできるわけだ。
朝ご飯の時間も平日と同じにできる。
変な時間に食事をしてしまって、体調や食事量に影響を与えてしまうことも避けられる。
昼寝をする
私は会社の昼休みに必ず昼寝をしている。
１週間のうち５日を昼寝して過ごしているのだ。
いくら休日とは言え、前述の通り平日と同じ時間に起きているので、昼寝をしないと午後のパフォーマンスに影響する。
なので休日も平日と同じように昼寝する。
注意したいのは、寝過ぎないことと、平日とできるだけ同じ時間に寝ること。
変な時間に寝てしまうと、夜の睡眠に影響する。
もしも寝るのが遅くなってしまうと、翌朝が辛くなる。
そう、平日休日を問わず、起きる時間は同じにしているのだから。
もしも眠気が残っていても無理矢理起きる。
眠たければ夜に寝る時間を早める。
他の部分で睡眠時間を確保しようとしないよう意識することが大切だ。
夕方に出かける
平日と同じルーチンにしたいのは朝だけではない。
会社から帰ってきてからの夜の習慣も同様だ。
ずっと家にいるとこの区切りが難しい。
だから外出する。
近場でも良いし数十分だけでも良いから外に出るのだ。
そして帰宅したら、平日の会社から帰ってきたときと同じルーチンを実行する。
買い物の用事があったら夕方に済ませるし、他に外出の用事がなければ図書館や動物園に足を運ぶ。
休日にふらっと行ける外出先を自分なりにいくつか持っておくと良いだろう。
終わりに
とまあ、ルーチン自体を平日に近づけることは意外と難しくないのだが、問題は平日は仕事をしている時間をどう使うかだ。
平日と同じルーチンを実行しているときは時間を有意義に使えていたのに、そのルーチンから外れた休日だけの時間となると、途端に時間の使い方が下手になる。
休日専用のルーチンも作れたら良いのだが、会社に行って座っておけばいいだけの平日と違って、休日にやりたいことはいろいろあるし、そのときによって変わる。
だからなかなか特定のルーチンに納められないのが実際だ。
だから休日を有意義に過ごすのは難しいのである。
だが、少なくとも平日と同じように決まったタスクだけはルーチンをなぞることで実行することができるので、最低限のことはやれる休日にすることはできる。
