先日、ゼロ秒思考を真剣にやってみることにしたという記事を上げた。
しかし、何もせずいきなり始められるものではない。
そのための道具をそろえないといけないのだ。
とはいえ、そろえるのは難しくない。
しかし、それぞれの道具に色々な種類があるので、自分に合ったものを見つけるのに苦労するかもしれない。
今回は、私がゼロ秒思考のために用意した道具たちを紹介しよう。
A4コピー用紙
これがないと始まらない。
ゼロ秒思考において、使用する紙のサイズはA4でないといけない。
実際に本を読むまで、私はそこにあまりこだわっていなかった。
だから普段常用しているA5用紙を使ったりiPad&Apple Pencilを使ったりしてゼロ秒思考にチャレンジした過去もある。
しかし、本を読めばもうA4以外は考えられないし、たとえ画面サイズがA4に近いiPad Proがあったとしても、私はA4用紙を使うだろう。
ただ、本来は裏紙のような雑な紙でやることが推奨されているのだが、私はまっさらなコピー用紙を使っている。
そもそも、裏紙を使うよう推奨されている理由は、惜しげなく雑に使えるからだ。
まっさらなコピー用紙だと改まってしまって、とにかく早さ重視で勢いよく書くゼロ秒思考には向かない、と。
裏を返せば、まっさらなコピー用紙でも惜しげなく雑に扱えれば問題ないということ。
私はモノタロウの株主優待でコピー用紙を毎年購入できる環境にある。
A4コピー用紙が一束で500枚。
だからまっさらなコピー用紙でも雑に使えるのだ。
足りなかったらビックカメラなど、家電量販店の株主優待でコピー用紙を買うことだってできる。
ペーパーサーバー&ペンスタンド
ゼロ秒思考において大事なのは、すぐに紙とペンを用意できる環境だ。
方法はすでに知っている。
紙についてはペーパーサーバーに入れてデスクの上かすぐ近くに置いておけばいい。
ペーパーサーバーとは、紙のサイズピッタリに作られた、4つの角のうち2つの角がフリーになっているアイテムである。
おそらく紙をストックする上でもっとも無駄がなく使いやすいアイテムだろう。
A5サイズのものをずっと愛用していたが、もちろんA4サイズも存在しているのだ。
そしてペンはペンスタンドに立てておくとすぐに使える。
100均にも売っているようなコップ型のペン立てではない。
ペンが1本入るだけのペンスタンドだ。
ペン先以外がむき出しなので、掴んですぐに使うことができる。
これがコップ型のペン立てだと、上に出ているペンのお尻を掴んでからグリップを持ち直さないといけないし、デスクの上に置くには場所もとる。
そもそもゼロ秒思考に使うのは黒のペン1本だけなのだから、それを1本用のペンスタンドに立てておけば、すぐに使えるし他のペンは不要なのだ。
バイブレーションタイマー
ゼロ秒思考は1分で考えを書き出すメソッドである。
なので1分を計るためのタイマーが必要になる。
別に1分を計れたら何でも良いのだが、私は以前紹介したバイブレーションタイマーが今のところ使いやすく思っている。
まずこの形状、手で握るようにして持つことができるのだ。
できればタイマーをスタートさせてすぐに書き込みを開始したいところ。
しかし一般的なタイマーだと押してから手の位置を戻すのに若干のタイムロスがあるし、手で持つには形が向いていない。
その点、このバイブレーションタイマーなら、ペンを持つ利き手とは反対の手に持っておいて、親指でボタンを押すだけでスタートできる。
メモを書いている間も持ちっぱなしでOKだ。
というか、連続して何枚もゼロ秒思考をするなら、ずっと手に持ったままで良いから、タイマーを操作する時間を最小限にできる便利タイマーである。
レタートレー
ゼロ秒思考に使ったA4用紙だが、それをそのままポイと捨てるわけにはいかない。
ある程度ストックしておいて、3ヶ月後と半年後に見返すことが推奨されている。
方法はクリアファイルに入れておくことだが、そんなことをするとクリアファイルがどんどん溜まっていくし、見た目も煩雑だ。
もっと書き終わったらその辺に放り投げる感じで紙を手放したい。
そこでレタートレーである。
もともと私はレタートレーを買ったものの邪魔くさくて売ってしまった過去があるので、レタートレーには否定的だったのだが、畳めるレタートレーを発見して迷わず購入。
これならレタートレーを使わない他の方法へシフトすることになっても、ゼロ秒思考そのものをやらなくなっても(そうならないようにしたいが)、不要になったレタートレーを畳んで邪魔にならないように仕舞っておける。
そして気が変わって「やっぱり必要!」となったときにまた買い直さなくて済む。
その分使い勝手でやや気になる点もあるが、書き終わったA4用紙を入れるという目的だけであれば、大して問題もないだろう。
終わりに
以上が、私がゼロ秒思考のためにそろえたアイテム群である。
ちなみにペンについては特にこだわりはない。
リフィルがジェットストリームなら何でも良いかな、というくらいだ。
まあ、推奨されているのは水性ペンなのだが、ジェットストリームもなかなかの書き心地だし、藁半紙ではなくコピー用紙を使っているおかげか、紙に突っかかることもなくさらさらとスムーズに書けているので今のところ不便はない。