先日、文章作成専用ツールであるポメラを購入した。
しかし購入したのはポメラだけだ。
周辺アイテムは何も購入していない。
まあ、周辺アイテムと言っても持ち運び用の収納ケースくらいだが。
そのままカバンやリュックに放り込むと他のものとこすれて傷が付くので、何かしらのケースは欲しいところだ。
というわけで汎用キーボードケースを購入した。
純正もあるけど高い
そもそもポメラには純正のケースが存在する。
しかし値段が高い。
明らかに足下を見ている。
ポメラが唯一無二のアイテムであり類似品がなく、それゆえジャストフィットのケースは純正しかないのをいいことに、値段を高めに設定しているとしか思えない。
まあ、思っているだけで実物を触ってみると値段に見合った素材と使いかってなのかも仕入れないが。
だが純正の購入を控えたのは値段だけではない。
スリーブタイプが良かった
純正ケースはケースの蓋を開いて出し入れするタイプであることが見た目からわかる。
これは本当にポメラという文章作成の効率だけを追求したツールを開発した人が考えたケースなのだろうかと疑問に思ってしまう。
ポメラの魅力は開いてすぐ(厳密には2秒ほど)文章を書き始められることだ。
そのスピードを実現していながら、そもそもポメラを取り出すのに蓋を開けるという余計な1ステップを踏ませるケースしか提供していないとは。
私が理想とするのはスリーブタイプのケースである。
蓋は存在せず、ただ上からポメラを掴んで引っ張るだけで出せる。
最も手順の少ないケースだろう。
iPad miniでもスリーブタイプのケースを愛用している。
私にとって、ツールをすぐに出せることが最優先条件で、それに適したのはスリーブタイプなのだ。
キーボードケースで良かった
最初、他の人がどんなものにポメラを入れて持ち歩いているのか、個人ブログをいくつか見てみたり、形の似ているNintendo Switchのケースを調べてみたりしていたが、なかなか「これだ!」と思えるものを見つけられなかった。
一体何のケースならポメラにフィットするのか……
しかし、目の前にポメラと同じようなサイズのアイテムがあった。
キーボードである。
ポメラはこのロジクールのMX Keys miniより一回り小さいサイズなのだ。
そして、このキーボードが入るケースを調べてみると、出るわ出るわ。
(出典:Amazon)
さすが愛用者の多いキーボード。
きっとポメラの何倍、何十倍もユーザーがいるのだろう。
おかげでMX Key miniが入ると商品説明に明記していたり、実際に入れてみたレビューが投稿されているキーボードケースがたくさんあった。
その中でスリーブタイプかつ評価もそこそこなケースとして、この汎用キーボードケースを購入したわけだ。
少し余裕はあるものの、おかげで出し入れはスムーズ。
フラップタイプの簡易的な蓋も付いているので、場合に合わせて被せておけば、リュックの中で逆さまになっても飛び出さず安心である。
普段はこうして蓋を内側に入れておけば、蓋を開かずスムーズに出し入れもできる。
終わりに
キーボードケースをポメラケースにしているという事例は個人ブログなどでは見つけられなかったが、これがベストではないだろうか。
そもそもポメラがキーボードに画面をくっつけたような形状なのだから、厚めのキーボードが入るケースなら、ほとんどがポメラにもフィットすると思う。
というか、だからこその汎用キーボードケースなのだ。
特定のキーボードの専用ケースだったなら、こうはいかないだろう。
私のように、ポメラの持ち歩きようケースを探している人の参考になれば幸いである。