一時期、私は何かとL型端子のケーブルを使っていた時期がある。
特にスマホに繋いだ時の見た目なんかは大好きで、挿したまま手に持っても邪魔になりにくいのも便利だった。
今も用途によってはL型端子のケーブルを使っている。
しかし、必ずしもL型端子が優れているわけではないことも、今は理解しているのだ……
ここが便利なL型端子
まずは今の私の環境でL型端子のケーブルが活躍しているシーンを紹介しよう。
まずは先日購入したサブモニタ。
普段はノートPCスタンドに立てておいて、使う時だけデスクの上に広げるスタイル。
なので使用時以外は給電用のケーブルを抜いている。
そして、デスクに立てるとなると、横からケーブルが伸びていると見栄えが悪い。
そこでL型端子のケーブルを使うのだ。
こんなふうに、ケーブルを後ろに伸ばすことができる。
今はまだ購入していないが、HDMIケーブルもいずればL型に買い換えるか、L字アダプタを導入して下か後ろに逃がしたいと考えている。
L型が万能なわけではない
ストレートケーブルばかり使っていたところにL型端子のケーブルを導入すると、その素晴らしさばかりに目が行ってしまうが、必ずしもL型が万能ではないことに、しばらく使っていれば気づくだろう。
私の身近で1番わかりやすい例がこれだ。
コントローラーなのだが、上部の差込口の左右が山なりになっている。
だからL型端子だと干渉してRボタンが押せなくなるのだ。
ここは諦めてストレートにするしかない。
横ではなく上下に逃す手もあるが。
つまるところ、ストレートがいいかL型がいいかは、使用シーンによって異なるということで、どっちの方が優れているなんて断言することはできないのだ。
変換コネクタで解決!?
さてさて、ここまでの商品リンクでも何度か登場したが、単純なL型端子のケーブルだけではなく、ストレートケーブルの先につけてL字に変換できるコネクタもある。
だったらそれを使えば良くないか?
値段もL型端子のケーブルを買うより安い。
余っているストレートケーブルをL型端子のケーブルに変換できてしまうのだ。
欠点は、ケーブルの端子部分が若干やぼったくなること。
見た目が多少重々しくなってしまうのは仕方ないが、シーンに合わせてストレートかL型か考えてケーブルを買ったり、環境が変わって買い直す必要が生じたりするのに比べれば、我慢できる範囲内だ。
変換端子なら、ストレートケーブルを状況に合わせてL字に切り替えられるのだから。
終わりに
変換端子は個人的には「CableCreation」の製品がオススメだ。
そんなに色々なメーカーのものを試したわけではないが、MacBookをThunderboltでディスプレイ出力する際「Cable Creation」の変換端子を挟んでも問題なくできたので、品質とスペックに問題がないと判断したのだ。
安すぎないので逆に安心感もある。
2、3個持っておけばどこかで急に役に立ったりするかもしれない。
ちなみに予備だったり余ったりした変換端子は、小型のハードポーチに放り込んでおけばいい。