ビルドンブング

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旅行そのものよりも準備と反省が楽しい

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時が過ぎるのは早いもので、年末年始の家族旅行からもう半年が経過したわけだ。

 旅行の思い出はあまりない。
もとからそうだったけれど、最近は潔く「別に無理して思い出を作ろうとしなくていいよ」と考えている。
旅行先であまり写真を撮らないのも似たような考えだろうか。

 本当に感動すれば自然に思い出になる。
それはそれとして、個人的に楽しいのは旅行の前後である。
みんなそんなもんかと思っていたのだけれど、どうやら旅行そのものより準備と反省の方を楽しいと思っている人は少ないようだ。
特に旅行後の反省をしている人はあまりいないようである。

旅行の前に荷物を準備する。
何が必要か色々なシーンを想定する。
それでいて、荷物が多くなり過ぎないように工夫する。
その過程が楽しい。
持ち物を見直すきっかけにもなる。

 そうして「万全」と言える状態で旅行へ臨む。
けれど、実際は「あれを持って行っておけばよかった」というようなことが発生する。
それを帰ってから考えるのが楽しい。
それもまた持ち物を見直すきっかけにもなる。
「思ったほど役に立たない」とか「実際の使い心地は微妙だった」とか「家で使う時と勝手が違う」とか「そもそも使わなかった」とか。

まあ、そうやってあれやこれやを考えるのが楽しいのである。
というか、考えることを楽しいと感じる性格なのかもしれない。
旅行でぼんやりもそれはそれでリフレッシュになっているのかもしれないけれど。
それでいうなら、やはり「思い出を作ろう」とか意気込まず、旅行は本番ではないくらいの感覚で行った方がリラックスできるのではないだろうか。
というか、旅行とはそういうものだろう。
SNSなんかで人に見せびらかしたり、逆に見せびらかされたりするから、ついつい「何かを得ないと」とか考えてしまいがちだ。
本来自分のために行うもの。
それは旅行に限らない。
自分の行動は自分のためにするものなのだから、人に見せることとか考えなくていいのである。

準備と反省を1人で楽しんで、旅行では意気込まない。
これが私の素直な旅行の仕方である。