仕事の話、つまり「やりたくない作業」「面倒な作業」をやる話だ。
私の仕事は基本的にずっとオフィスにいて、パソコンを触っている。
しかし、大きく分ければ「結果を入力する」か「結果を考える」という作業である。
入力するのはもちろんパソコンを使うことになるけれど、考える作業は必ずしもパソコンを必要としない。
もちろん、考えるための材料(ファイル)をパソコンで開いて閲覧する必要はあるため、結局はデスクに座って考え事をすることになる。
けれど、そういう材料を必要としない、あるいは材料が少ない考え事であれば、別に自分のデスクに座ってうんうん考えなくても良い。
むしろ、デスクに座っていると、その目の前のパソコンで他のことができてしまうから、逆に集中できなかったりする。
「息抜きにブログの下書きでもしようかな」とかなるわけだ。
いや、それでもブログの下書きができればいい方で、スマホを触ったり社内の知人友人とチャットしたり、ネットサーフィンをしたりしている人も多い。
もちろん暇ならまあ百歩譲って構わないけれど、目の前の作業が面倒で捗らないからという「逃げの理由」でそういったことをしていると、後でそのツケを払わなければならなくなる。
じゃあ目の前の作業しかできない環境、つまりパソコンが触れない環境に身を置けばいいではないか。
似たようなことをプライベートではしている。
なぜか今までそれを仕事に応用しようという発想にならなかったのだ。
「所詮は仕事だからそんな効率化とか熱心に考えなくていいよね」みたいな意識があったものと思われる。
さて、職場には休憩スペース的なものがある。
雰囲気は私が毎朝行っているマクドナルドに近い(椅子と机の形とか)。
考え事をするための材料が不要なら紙とペンだけ持って、材料が少量ならそれを印刷して、その休憩スペースへ行く。
あとは目の前の考え事だけをすればいい。
というか、他には何もできない。
なんなら、スマホは自分のデスクに置いてこよう。
というような手法をしたら、なかなか考えがまとまらず、いや考えることに集中できなかった仕事が数分で終わってしまった。
これはなかなか面白い手法を見つけたかもしれない。
色々と応用も含めて発展させて仕事をもっと楽に終わらせられるようになりたいものである。
そうすればプライベートにもっと重点を置けるわけで、目の前の作業だけを見て「所詮は仕事だから」と効率化に努めないのも良くないということか。