突然の購入。
衝動買いではない、と思っている。
一応、やりたいことがあって、それをするには3Dプリンターがあった方が効率的だ、というようなことを3時間くらいかけて考えていてからの購入だ。
なんなら買うと決めてから1日置いて、それでも買うかどうか再検討したくらいである。
ところで、その「やりたいこと」というのはフィギュア作りである。
自分だけのオリジナルロボットフィギュアを作りたくなった。
元々、子供の頃に似たようなことをしていた。
その時は既存のフィギュアを改造して遊ぶくらいだったし、自分で1からフィギュアを作る技術も道具もなかったのだ。
今はどうだろう?
家庭用3Dプリンターというのが登場し、気軽に買える値段(安くはないけれど)で売っている。
データ上で3Dモデリングさえできれば、理論上はどんなものでも作り出せるわけだ。
それに設計したものをそのままの形で出力するので、パテを盛ったりヤスリで削ったりといった作業をしなくていい。
(出力されたものの表面処理は必要になると思うけれど)
ほら、3Dプリンターを使った方が効率的ではないだろうか?
そう判断したから購入した。
購入したのは「Adventurer 5M Pro」だ。
家庭用で評判が良く、扱いやすいとのレビューが多かった。
実際、思っていたより簡単にプリントできた。
使っていく中で今後メンテナンスとかをしなくてはいけないのだろうけれど、設定などに関する手間などはほとんど感じなかった。
最初に設定さえしてしまえばあとはシンプルである。
ミリ単位での出力は余裕でこなせるようだ。
パテなどを使って手で作るよりずっと正確である。
3Dモデリングソフトの扱いにまだ慣れなくて、あまり局面的なモデルをまだ作れないのだけれど……
ひとまずこんな感じだ。
ロボットフィギュアの胴体と肩になる。
ジョイントは市販のものを使用。
これが手作業だと、ジョイントに合わせてくり抜いたりしなければいけなかったのだ。
3Dプリンターなら最初からジョイントのサイズに合わせた凹みを作っておけばそこにジャストフィットする。
良い時代になったものだ。
周囲で「3Dプリンターを持っている」という声を聞いたことはないけれど、これはもしかしてすごく便利なものなのではないだろうか。
言ってしまえば、モデリングさえできれば何だって作れるわけである。
そうそう、出力したモデルの塗装について、購入前に調べてみたのだけれど、あまりこれといったものが見つからなかった。
個人的に「ガンダムマーカーで塗れたら楽だなぁ」と思っていたのだけれど、試しに塗ってみたら大丈夫だった。
ひとまず3Dモデリングをうまくできるようになって、それを3Dプリンターで出力、市販のジョイントで繋いでガンダムマーカーで塗装、という計画でオリジナルロボットフィギュア作成計画を進めていこうと思っている。