「食欲に負けた!」という状況は頻繁に発生する。
このブログでも結構な頻度で食欲に関してあれこれ考えている。
しかしなかなかこれといった対策が見つからないのが現状である。
ところで、こうした食欲に負けてしまって後悔するようなとき、思い返してみると必ずスマホ、もといオンライン環境がセットになっている。食事をしながらYouTubeを見ていたつもりが、いつの間にやらYouTubeを見るのが目的になっていたというパターン。関連動画が次々にサジェストされるので、そちらを見てしまい、ただただ動画を見ているだけというのも退屈なのでご飯を追加で食べてしまうという負のスパイラルだ。
では、YouTubeが見れない環境、つまりオフラインの環境であれば食事を腹八分目ですぱっと終われるのか。
実際にやってみたことがあるのだが、効果は微妙といったところである。
全くないわけではないのだ。
YouTubeを見ながら食べるよりはある程度抑えられる。
しかし所詮は「ある程度」である。
私は食事を鍵付きロッカーにしまい、そのロッカーの鍵をタイマー付きのケースに入れることで物理的に食事できない環境を作っている。
たとえオフラインにいても、このロッカーの鍵が開いていたら、ついつい食べてしまう。
いや、普段からそんな風に制限しているから逆に鍵が開いているときに「今しか食べれない」みたいな心理が働いて食べ過ぎてしまうのかもしれないけれど。
では逆に食事はできないがオンラインで自由に動画が見れる状態ではどうだろうか。
こちらも、あまり有意義に時間を使えるとは言い難い。
食事ができなくても面白そうな動画があれば見てしまう。
まあ、食事していない分ながら作業で多少は作業ができるけれど……
しかし効率は圧倒的に悪い。
「何もしてないよりはまし」くらいのものである。
結局のところ、食事もオンライン環境も、どちらかを許そうとしている時点で甘えである。
どちらも制限した方が有意義なことはわかりきっているのだ。
ちゃんと食料ロッカーをロックして、スマホも朝のオンライン作業をマクドナルドで行ったら帰る前にロックする。
そうしておけばウダウダ考えるようなこともなく、毎日健全かつ有意義に過ごすことができるはずなのだ。
ただ、毎日そんなのだと息が詰まるし解放したときの反動が大きくなるので、何らかの息抜きは必要ではないかと思っている。
その考えも甘えだろうか……?