食事制限のために食料をホームロッカーに入れて鍵をかけ、その鍵をタイムロッキングコンテナに指定時間まで閉じ込めている。
しかしこの方法には欠点がある。
食べる時間をコントロールできるが、食べる量をコントロールするのが難しいことだ。
食事の時間になるとロックが解除されてホームロッカーが開く。
そして中から食べる分だけを取り出して再びロックすればいいのだが、それがなかなか難しい。
食事制限をしているということはそれなりに空腹感が強くなっているということ。
そんな状態でホームロッカーが開くと、ついつい食べる量を増やしてしまうのだ。
何せホームロッカーの中には十分な食料が入っているのだから。
(といっても米だけだけれど……)
これが、時間はコントロールできても量をコントロールできない理由である。
自分の意思の弱さに辟易するが、ホームロッカー購入後もずっと悩んできた。
そしてついに解決法を見つけたのである。
それが「ご飯ダブルロックシステム」だ。
その名の通り、ロッカーと食事を別々にロックするのである。
手順は以下のようになる。
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ホームロッカーから食べる分だけの米を出す
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ホームロッカーを閉じて鍵を次に開きたい時間までロック
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出した米を別のタイムロッキングコンテナで食べる時間までロック
そう、ホームロッカーの鍵を閉じ込めるタイムロッキングコンテナと、出した米を閉じ込めるタイムロッキングコンテナ、2つのタイムロッキングコンテナを使うのである。
ちょうどスマホ用とか言ってもう一つ買っていたし、それを使わせてもらう。
スマホはまあ、それより前に使っていたスマホロックケースでいいだろう。
2段階になってるが今までとどう変わるのか分かりにくいかもしれない。
ホームロッカーが開くタイミングを食事のタイミングと別にできるのがポイントだ。
つまり、会社に行かないといけない時間とか、食べてる時間がないタイミングでホームロッカーが開くようにして、次のその時間までまたロック。
出した米はそれを食べる予定の時間までロックするのである。
こうすれば、食事の時間になっても事前に出しておいた量しか食べられないのだ。
これで食欲に負けず、決めた時間に決めた量だけを食べることができる。
すでに1週間ほどこのご飯ダブルロックシステムを実践しているが、かなり効果を感じている。
食べ過ぎることは無くなったし、時間になれば食べれることもわかっているから食欲に負けて買い食いすることもない。
これはずっと悩んでいた食事制限の難しさが解決できるかもしれない。
食料を出せる時間とそれを食べる時間を別々にするのがこれほど効果的だったとは。