手持ちのWindowsノートPCに「Visual Studio Community」をインストールした。
単体でコードを書いてコンパイルもできる優れものである。
いや、そんなに詳しくないけれどエディタやコンパイラを調べていたら「Visual Studio」をオススメしているサイトがほとんどだったので言われるがままという感じだ。
しかし実際に使ってみると快適である。
（他と比較したわけではないけれど）
コードを書いてそのままexeファイルにコンパイルできる。
ちょっとしたソフトならサクッと作ってしまえる。
今まではエクセルのVBAだけでどうにかしようとしていたので、それに比べると遥かにやれることが多い。
何よりマルチスレッドだ。
憧れのメッセージループである。
VBAだとどうしてもSendMessageで命令を送ることしかできなかったけれど、メッセージループで受け取ったメッセージによってそれぞれの動作させることができるのだ。
いや、プログラマにとっては当たり前かもしれないけれど、VBAしか触ってこなかった私にとっては革命なのだ。
とはいえ、VBAから離れればメッセージループが使えることはわかっていた。
しかしそれができなかったのは会社で作るとなると選択肢がVBAしかなかったからである。
セキュリティの関係で好き勝手にソフトをインストールしたりしてはいけないのだ。
しかし、自分のPCで作ったexeファイルを会社に送って起動してみるとちゃんと動かせた。
そこのセキュリティ制限はかかっていないようだ。
メールやネットから手に入れたファイルだと警告は出るけれど、警告を見た上で実行を選べば起動できる。
しかし、会社に自分のノートPCを持って行って仕事中にそのノートPCで作業するわけにはいかない。
結局、趣味で作ったソフトを会社で使うような状態になるわけだ。
もしも会社がVisual Studioをインストールすることを許してくれれば……
というわけで打診してみようと思う。
もしもそれで許可が降りたなら、会社の業務改善ツールを作りつつ、勤務時間内でプログラミングの技術を身につけることができる。
会社にとっても損はないはずだが、果たして通るだろうか……
