Evernoteを無料プランに戻した。
今のところ支障はない。
というよりも、最近のアップデートされたEvernoteの方に支障が多かったのだ。
機種に関わらず操作性が統一された。
それ自体は良いことなのだが、WEB版をベースに統一された。
そのため、今まであった機能がなくなったのだ。
それがマイナーな機能ならともかく、Apple Watchアプリの消滅、Macのクイックノート機能など、便利に使っていた機能が突然消えたのである。
(一部は復活or復活予定)
特にiOSとiPadアプリの動作が遅い。
ノートを見ようと思ってアプリを開いたのに、Evernoteのマークが表示されたまま一向にノート一覧が開かないまま待たされることが多々ある。
無料プランに変更
そんな使い勝手の悪さを感じつつも、プレミアムプランを年払いで契約していたので使っていた。
しかし、契約の更新日が近づいてくると、真剣にプレミアムプランの継続を考えるようになった。
正直、今のEvernoteにお金を払ってでも使いたいと思えるほどの魅力がなくなっていたのだ。
というわけで更新を見送り。
無料プランになった。
一番の変化は無料プランだと同期できる端末が2台に制限されることだ。
無料プランになると、アプリを開いた時にどの端末を残すか選ばされる。
同期を解除した端末からはログインできなくなる。
私はMacとiPad miniを選択。
メモはAppleの純正メモを使うことにしたので、iPhoneでの同期は不要だ。
キーボードを使ってガッツリ作業することができる2台を同期端末として残した。
月刊アップロード容量は下がるし、1つのノート容量の上限も下がるが、プレミアムプランの間に作ったノートはそのまま残る。
少しずつEvernoteを整理して、他のサービスにデータを移行していきたい。
私はMicrosoft365を契約しているので、主にOneDriveやOneNoteに移行するつもりだ。
無料でも便利に使える
無料プランでもEvernoteが使えないわけじゃない。
2台でしか同期できないし、アップロード上限もあるが、テキストベースの作業をする分には申し分ない。
他のサービスとの連携機能が多いのがEvernoteの魅力の一つ。
そして連携機能は無料プランでも使うことはできる。
例えばはてなブログとの連携。
他にも
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FastEverアプリからすぐにメモを作成
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ツイエバ連携でツイートを自動的にEvernoteに保存
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IFTTTで他アプリと絡めた自動作業
などなど……
便利に使えるところはこれからも使っていきたい。
今後の復帰の可能性もアリ
使いにくくなったと評判のEvernoteだが、その声は開発側にも届いているはずだ。
そして、私のようにプレミアムプランを解約した人も多いはず。
Evernote側も危機感を覚えていて欲しい。
別に私はEvernoteが嫌いなわけじゃない。
少なくとも、お金を払ってでもサービスを使いたいと思えるものではあったのだ。
失われた機能が復活し、さらに過去最高に使いやすくなれば、またプレミアムプランに戻ることもあり得る。
実際、一度はなくなったMacアプリのクイックノートは復活してくれた。
Apple Watchへの対応も、今後のアップデート予定に含まれている。
こうした便利機能が復活し、さらに今までになかった機能改善や、単純な処理速度の向上を求む。
まとめ
ひとまずEvernoteのプレミアムプランからは脱却できた。
これからは月々500円ほどの出費はなくなる。
元はと言えば、オススメアプリなどで紹介されていることが多いからという理由で使い始めたEvernote。
確かに便利は便利だが、使いこなせていたとは思えない。
ノートブックの分け方やタグの付け方を何度も変えて、ノートの整理にばかり時間をとられて。
最終的にはタグを一切使わなくなっていた。
そうなれば別にEvernoteを使う必要性はそこまでなかったのだ。
使いにくくなったおかげでそのことに気づくきっかけがもらえた。
そういう意味では、私にとっては良いアップデートだったのかもしれない。
今後は万人にとって良いアップデートが行われることを期待している。
もちろん価値があると思えれば、またお金を払ってプレミアムプランに戻そう。
とりあえず、一旦はさよならだ。