「固定」と言ってしまうと若干大袈裟になる。
「地震とかで揺れても倒れないようにしておく」と言うのが本来に近い。
使うのは「ミュージアムジェル」という商品だ。
これは、個人的に好きでよくみているスーパー戦隊特化型玩具紹介系YouTubeチャンネル「プチトピア」というチャンネルにてたまに出てくる商品。
彼はフィギュアなどが倒れないようにするために使っているらしい。
特に可動フィギュアなんかは自由にポーズをとらせて、そのまま飾りたいという需要があるだろう。
ポーズによっては不安定だったりもするが、ミュージアムジェルを使えば安定するというわけだ。
見た目は透明なジェルである。
爪で表面を掬ってみたら、乾きかけのスライムのような感触だった。
ドロっとしているわけではなく、形状を維持する。
粘着感はない。
触った感覚では「これで固定できるのだろうか?」と思ったりもした。
では、実際に試してみる。
今回はアクスタ(アクリルスタンド)を設置する。
米粒くらいを取って、それをアクスタの裏につける。
この状態だと、結構しっかりと押すようにしないとすぐに外れてしまう。
やはり固定できるのかと不安になったりもするのだけれど、四隅につけ終えて、実際の設置箇所に配置。
スタンド裏を設置面に押し付けるようにすると、元がジェル状だからか特に間に何かが挟まっているような違和感はなかった。
これにて設置完了である。
前後に倒そうとしても動かない。
設置前は不安だったけれど、どうやらちゃんと固定できたようだ。
少なくとも、地震で倒れる気配は感じない。
設置面とスタンド裏に目立つ隙間ができているわけでもない。
これはなかなか、こうしてフィギュアやスタンド、そうでなくても小物を飾るようなことがあれば使っておいて損のないアイテムではないだろうか。
接着してるわけではないので、引っ張ればすぐに外れる。
対象アイテムや設置面に跡を残さず固定できるのは嬉しいだろう。
てなわけで、全プリキュア展で購入しつつも、何らかのトラブルで落下したら嫌だなと思って設置できないでいたキュアトゥインクルのアクリルスタンドをデスクから見える位置に設置できた。
ちなみに設置したのはモニタ上の小物置き場である。
製品的にはカメラ台だけれど、普通に小物置きとして使えている。
というわけで、ちょっとした小物(設置面が不安定)をディスプレイしたいならオススメのアイテムだ。
そんなに使わない場合は容量が少なめのミニサイズも売っている。
(私が購入したのはミニサイズの方)