32インチのディスプレイを再び使い始めたのは前に記事にした通りである。
キャスター脚の動かせるデスクを使っていること、必ずしもモニターを使うわけではないことも踏まえて、作業に使うデスクには設置せず、据え置きのデスクの横から浮かせるようなスタイルで設置している。
この時と同じ状態だ。
このスタイルにする際に私を悩ませたのがスピーカーである。
デスクの中央、そうでなくてもデスクの上に設置するならスピーカーは任意の場所に置くことができる。
しかしモニターを浮かせるとなると困りものだ。
そもそもモニターをスピーカーを繋ぐ必要があるのかという点について、まあ音質の悪さもあるけれど、スピーカーの方が音量の調節が気軽にできるというメリットがある。
モニター下部の物理ボタンをポチポチ触ってその都度音量を調節するなんて面倒だ。
なので↑のボリュームコントローラーを噛ませたスピーカーをモニターに繋ぎたい。
ちなみにそのスピーカーはデジタル時計とワイヤレス充電器も兼ねたAnkerの「Soundcore Wakey」である。
問題はそのスピーカーの置き場所だ。
別にモニターアームを設置しているデスクに置いても良いのだが、やはりモニターの正面から音が出る位置に置きたいものだ。
つまりモニター中央の上か下。
浮かせているのに?
この希望を叶えるアイテムを探した結果がこれである。
商品としてはカメラ台だが、耐荷重は3kgとなっており、スピーカーを置くのには十分に足りる。
製品画像ではモニターの上部に取り付けられているが、組み立て方で下部に取り付けられることも確認できた。
唯一の懸念点は「クイックリリースブラケットと組み合わせられるのか」ということだった。
モニター背面のVESA取り付けネジ穴に設置する製品で、モニターアームとの併用も可能となっているが、そもそもモニターの背面およびモニターアームの先にはクイックリリースブラケットを付けている。その状態からさらにこのカメラ台を取り付けられるのか。
それが不安だったが、他に浮かせたモニターに合わせてスピーカーを置けるアイテムに目ぼしいものがなかったので一か八かで購入。
結果、モニターアーム側に取り付けることができた。
一人ではなかなか難しい作業にだったけれど。
これで浮かせたモニターにさらにスピーカーも浮かせて真正面に設置することができた。
スペースが余っていたので横にApple Watch充電スタンドも設置した。