先日、仕事で東京に1泊2日で行った際のことだ。
実はApple Watchの充電器を持って行き忘れて、2日目にバッテリーが切れてしまった。
と言っても、切れたのは2日目の帰りの新幹線の中だ。
一切の充電なしで1日半くらい持ったことになるのだから、やはり常時点灯によるバッテリー問題は解決されていたということだろう。
しかし、今回はたまたま1泊2日だったし、しゅっ発前にフル充電していたから大丈夫だったけれど、そうじゃなかった場合はわりかし困ったことになる。
最近はレンタルモバイルバッテリーなんかもあるけれど、そもそもApple Watchは充電ケーブルが特殊だから、それがないと充電はできないのだ。
だからApple Watchの充電器を忘れないように気をつけないといけない。
だったら——
- 外泊用に充電器を1つ持っておけばいいのでは?
- さらにそれがiPhoneも充電できるようなものならさらに良いのでは?
なんて思って探して見つけたのがこの商品だった。
コンパクトな上に、接続はtype-Cだけでいい。
旅行に持って行くなら理想的に見える。
しかし買わなかった。
まず「MFi認証」を取得していないことが気になった。
ことApple製品に関しては、認証済みでないと少し不安で買いにくい。
そして買わなかったもう1つの理由が、自宅で今使っているApple Watch充電スタンドがあるからだ。
これは充電スタンドの部分を取り外して、そのままApple Watch用モバイルバッテリーとして持ち出せる構造のアイテムである。
つまり、これを持って行っておけば、そしてそこに給電するためのケーブル(そこが残念ながらCではなくmicroUSBなのだが)を持っておけば、Apple Watchの充電は可能ということだ。
そもそもどこかに外泊するということが最近はなかなかなく、前の東京出張では持って行くのを忘れてしまっただけである。
そこに気をつければ新しくApple Watchの充電器を買う必要はないのだ。
まあ、欲しいのは「モバイルバッテリー」ではなく「充電器」なので、充電器として携帯するには少し大きいのが厄介だったりするけれど……
逆にそういうところで持ち出さないなら、どうしてモバイルバッテリーとして使えるApple Watch充電スタンドなんて買ったんだ、という話にもなる。
ちなみにこの充電スタンドはMFi認証済の製品であるから、安心して使っている。
ちゃんと使えれば(出かける時に忘れなければ、という意味)優秀なアイテムだと思っている。